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テーマ:英語のお勉強日記(7879)
カテゴリ:語形成
接頭辞は本来、語の意味を変えるもの(kind→unkind)で、品詞を変えるのは普通は接尾辞(kind→kindness、simple→simplify)。
ところが、接頭辞でありながら、品詞を変えてしまうものもあって、これを変則的接頭辞といい、その中の一つにde-があるそうです。 以下、「英語の語は自分で作るもの?!!」の受け売り。(上もだった・・) fame(名声/名誉)に「除去する」という意味の接頭辞[de-]を付加すると、基本語の名詞を動詞化して、「名誉/名声」を「除去してしまう」という意味の動詞[defame]が出来る。 例 defrost debug decode degrade defuse 降りるという意味になる例 de-+plane de-+train 森林伐採を意味するdeforestもこの成り立ち方だそうです。 deforestで、アフォレスト(植林する)とという単語を思い出して、 「a-という接頭辞はapoliticalとかamoralみたいに、それが無いことを表すはずなのに、何でなのよ~」と思いつつ、辞書を引いたら、アフォレストはaforestではなく、afforestで、af-(←adの変化したもの)+forest であることを知り、「ad-は方向,傾向,付加などを示す接頭辞だからかー」と納得しました。 中途半端な知識で「接頭辞って、役に立たないんじゃないのー」と疑った私が間違いでした。とは言っても、ややこしい接頭辞が多くて大変ですね。 dis-も、動詞・名詞・形容詞について欠如,否定,逆の意を示す(disability,disbelief, discontent, dislike)以外に、名詞によってはそれを「取り去る」という意味を持つ他動詞にしてまうことがあるので、変則的接頭辞の中にも入るそうです。 例 disgrace discourage disarm discard お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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