カテゴリ:腎不全
人間用のエリスロポエチン製剤は、猫の慢性腎不全の進行により生じる腎性貧血を改善するために利用される場合があります(人間の腎臓病の内科的治療として同製剤は利用されています。参照:慢性腎不全の治療
薬物療法(表6)@大阪府立急性期・総合医療センター・腎臓内科)。 米国血液学会議(ASH:American Society of Hematology) と米国臨床腫瘍学会(ASCO:American Society of Clinical Oncology)がエリスロポエチン製剤(ESAs)に関する共同のガイドライン(2002年発表)を更新したとの報道があります。 報道による更新のポイント; ・darbepoetin alfaとepoetin alfaは同程度に安全であり有効。 *強調、下線は筆者による。 *血栓塞栓リスクについてはエリスロポエチン@神戸薬科大学・臨床薬学研究室が分かりやすい。 ■出典 日経メディカルオンライン(2007. 10. 24) 米2学会が貧血治療薬エリスロポエチンに関する最新ガイドラインを発表[web魚拓] [参考になるページ] ●透析百科 第77版(有限会社ネクスティア) ‥同社の説明文から抜粋「透析医療に関する実践的、かつ具体的な知識を集大成(2001年6月より公開)。新里高弘先生が20年間の名古屋大学在職中に使用した先生ご自身の透析診療メモに、毎月、新しい内容を追加していただき、これを弊社が「透析診療の場ですぐに役立つ医療情報サイト」。 ・上述のエリスロポエチンに反応しない(エリスロポエチン抵抗性貧血)場合についての説明は 2. 貧血に収録されています。 ・16.日常的に対応しなければならない症状も言葉を発することのできない猫さんの状態把握に役立ちそうです。 ・漢方を検討している人にも参考になる部分があります。 ・そのほかの部分も非常に分かりやすくかつ簡潔に書かれています。 ←[Home]に戻る ※はじめてこのblogにいらした方は[はじめに]をご覧ください。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
October 24, 2007 10:17:29 AM
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