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テーマ:ワイン大好き!(30386)
カテゴリ:建築・都市・建築家
日経新聞によれば、 農林水産省は、 稲わらから低コストでバイオ燃料を生産する技術を開発し、 2009年度にも中国やタイなど稲作が盛んな アジア地域に対し生産協力を始めるという。 バイオ燃料の原料として主流のトウモロコシや サトウキビなどは食用との競合で価格が高騰し、 また、経済性重視の途上国での森林破壊などを招いている。 食用に成らない稲わらは、現在大半が廃棄されているが、 量が多く、低価格で調達できるメリットがあるという。 アジアへの生産協力で将来は輸入も可能な 安定的なエネルギー源に育て上げる時代がそこまできた。 農水省は2008年度から、稲わらを使ったバイオエタノールの 実証実験を始めるという。 微生物を使って稲わらを分解するバイオエタノール抽出技術は、 すでに開発済みであるため、商業レベルでの採算にのせるための ノウハウを蓄積するという。 稲わらの収集運搬、バイオエタノールの製造利用など 様々な段階で実用化に目処をつけるという。 コメ量産国の中国やタイがバイオ燃料の工場を建設する際に協力し、 生産を支援し、国際競争力のあるコストまで生産効率を高めるという。 十分に活用されていなかった稲わらをバイオ燃料の原料とすることで 食用のトウモロコシ等が高騰することを抑えるだけでなく、 環境にも配慮できるとしているという。 稲わらは大半が生産地で廃棄されるため、収集ルートの確立など が課題になるが、ごく短期間で太陽エネルギーを吸収変換して 再生できる利点がある。 農水省はアジア穀倉地帯を持続可能な「油田」として着目した。 国内のみならず、環境技術で遅れている中国や、 穀物生産量が多いタイに技術協力することで 安定的に、バイオ燃料を輸入出来る様にする考えという。 稲わらの様なセルロースからバイオ燃料を生成できるとすれば、 雑草からも時間の問題でバイオ燃料を生成できる 技術が完成するだろう。 その時には、1年のうちに何回もバイオ燃料が生成できる 様に成ることであろう。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
Jan 8, 2008 01:00:42 AM
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