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テーマ:ワイン大好き!(30331)
カテゴリ:建築・都市・建築家
日経新聞によれば、 旅行者の心をくすぐる魅力的な観光地を増やそうと、 国土交通省は滞在型観光や外国人客誘致に熱心に取り組む 全国69箇所を選定し、冊子にまとめたという。 紹介されている地域は集客法やもてなしに工夫を凝らし 実際に観光客数を伸ばしている場所ばかりという。 同省は「観光を生かしたまちづくりの一助にしてほしい」 (観光地域振興課)と期待しているという。 白虎隊の史跡で有名な福島県会津若松市 ラーメンなどで知られる福島県喜多方市、 は広域観光を進めていると言う。 歴史的景観の復活やレトロな周遊バス、 食事などを組み合わせた作戦が功を奏し 2006年には358万人の観光客を集めた。 大分県竹田市の長湯温泉は源泉かけ流しの 炭酸泉を柱にしたキャンペーンで、 2006年に2002年比115%の観光客を集めた、 国交省やこうした環境客数を伸ばした全国33箇所を 「滞在力のあるまち」に選定した。 優れた宿が多く、連泊に値する見所や仕掛けがあり、 観光ルートに適した交通網があるといった点重視したという。 2007年6月に政府が閣議決定した 観光立国推進基本計画で、国内旅行の平均宿泊数を 2010年までに4泊にする目標を掲げており、 滞在型の観光地を今後増やしていきたいという。 一方で、政府が2010年までに 年間1000万人という目標を掲げる訪日外国人客呼び込みため、 PRや観光案内、ボランティアんお使いかたなどを工夫し、 外国人旅行客を引きつけている36箇所を選んだという。 「外国人で賑わうまち」としては、 登別温泉(北海道登別市) 白川郷(岐阜県白川村) など日本を代表する観光地だけにとどまらず、 東京・秋葉原 大阪・ミナミ の繁華街などの変わり種も入ったという。 国際観光振興機構によると、秋葉原を訪れた外国人客数は 2005年で52万人、2001年に比べて1.5倍に急増したという。 「電気街にアニメやフィギアなどのサブカルチャーの要素 が加わり、独自の魅力が満載」と紹介しているという。 ところで、昨年度、筆者がある県の「まちづくりリーダー養成講座」の インターネット教材で取り入れたまちづくりは 以下のようであった。 1)日本の高級住宅街・田園調布/田園都市の夢の跡 2)表参道・御幸通り/有名建築のつくるまち 3)代官山ヒルサイドテラス+ヒルサイドウエスト /一人の建築家がデザインしたまち 4)横浜馬車道周辺/地方自治体と市民によるまちづくり 5)長野県小布施まち/一人の建築家が始めたまちづくり 6)長野県海野宿/重要伝統的建造物群保存地区のまちづくり 7)東京メトロ表参道駅、JR品川駅/駅ナカのまちづくり 8)秋葉原/TXの開通により電気街からIT中心街へ 9)六本木ヒルズ/一つのデビロッパーが始めた再開発プロジェクト 10)汐留シオサイト/BID(business improvement district)による開発プロジェクト 11)小江戸川越/重要伝統的建造物保存地区をきっかけとするまちづくり 12)巣鴨地蔵通り商店街/おばあちゃんの原宿 いずれも劣らず、独自の魅力が満載のまちであった。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
Feb 5, 2008 02:22:59 AM
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