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カテゴリ:釣り
沖の瀬のライト深場、金沢漁港の横内丸さんが、真冬で真鯛の 活性が低くなると出す乗合が気になっていた。 初めて横内丸さんに乗ったのは、沖釣りを始めた翌年の秋、 山星丸以外で初めて乗ったお宿だ。 自分の持っている道具で、キンメダイや運が良ければアカムツや クロムツが釣れるかも!しれない。 ずっと気になっていてHPをチェックしていたのだが、去年は 真冬でもずっと真鯛が好調で一度も出船されなかったのだが、 今年は先週あたりから出船し始めたようだ。 しかも、HPを見るとキンメやらクロムツやら、アカムツまで 釣れているではないですか! こりゃー行かねばならんということで、突撃してきた。 横内丸さんの釣り座は抽選で決める。 隊長の道具は、FM3000に5号×400mということで、深場を攻める にはギリギリの道具ということで、船長は真ん中より後ろが いいよということで、左舷後ろから3番目をチョイス。 っが、2番目に人が船長指示で前方に移され、最終的には トモ2番にスライドして、八景島シーパラに見送られて出船。 さて、今日の仕掛けはキンメが釣れるかもしれないと夢を 見ながら作った自作の8本針、7本針、6本針、それに 念のため仕入れてきた8本針。 (本物の掛け枠が欲しかっただけという噂も、、) 自作の仕掛けは掛け枠も自作、だいぶ前に針金ハンガーを 折り曲げて作った幼稚なモノだが、投入は最初だけで後は マグネット盤に並べて再投入するので、あれで十分かと、、、。 さてさて、金沢漁港から沖の瀬は1時間半以上はかかるだろうと 思い、7:20に出港して早々にキャビンに入ってお昼寝。 そして9時過ぎに沖の瀬到着。風もなく穏やかな海だ。 予報では昼前から西風が強くなるとの予報で、狙いもキンメ ということで、朝一が勝負かと思っていた。 そして準備してーというアナウンスもなく、『はい1番の人 入れて~』、『はい2番の人~』っといきなり開戦。 隊長は6番だったので、まだ心に余裕があり助かった。 そして隊長の番! 200号のオモリを落すと、見事掛け枠 から仕掛けがポロポロ投入され無事投入! 船長から水深のアナウンスがないので、どのくらい仕掛けが 落ちるのかわからないが、前の方の人から順に着底するはず なので、周りを注視しながら道糸のマーカーを数える。 っと思ったら140m位で糸ふけが! あちゃー、、、サバだわ。 周りに迷惑を掛けないよう、声を掛けてから急いで回収。 すると7本針にいきなりサバの4点掛けスタート。 一番デカイのだけキープして針を磁石盤に並べて、 次の投入に備える。 横内丸さんは、投入はミヨシから船長の合図で順次投入だが 回収は自由らしい。 最初の流しは船中サバに捕まった人が数人いたが、それ以外 の人はノーヒット。 次の投入は磁石盤からだったが、これも難なくクリアし、 今度はサバに捕まることもなく260m位で着底。 船長指示では、着底したら5m程すぐに巻いて、底立ちを 取り直したら少しアタリを待ち、2~30m巻いて落す作業の 繰り返し。 掛け上がりや根のキツイ場所も流すので、根掛かりや オマツリ防止のため、オモリを底に着けっぱなしにするのは NGとのこと。 全員このルールを守っていた為か、潮型がそれほど悪く なかったのかわからないが、一日やってオマツリを見たのは 1回だけだった。 これは、船長の腕もあるのだろう、順次投入させることで 仕掛けを扇型に広げ、オマツリさせないようにしているらしい。 さて、2回投入したところで、船中なんにも当たらず、 『ダメダメ!全然ダメ!ちょっと走ります!』っと小移動。 今度は水深が少し深くなって360mで着底。 やばい!隊長のリールは5号400mだと思っていたが、 ワラサ釣りでPEが痛んだ時に、少し切っていたのを思い出し、 PEがギリギリ! これ以上深くなったら底まで仕掛けが届かないと思い、 次の回収で手持ちのPE4号を追加でスプール一杯に巻いて追加。 このおかげで、なんとか一日道糸不足ということもなく 釣りを継続できたが、高切れしたらアウトだな。。。 だが、このポイントも目ぼしいアタリがなく、何回か 投入回収を繰り返したが、ダメダメで大きくポイント移動。 小坪の太郎丸さん操業している近くで再開。 しかしここまで船中キンメゼロ!キンメは日が高くなると 深場に移動してしまうので、多分もう釣れることもないだろう。 あとは、クロムツかアカムツがまぐれで掛かってくれることを 願うのみだが、、、。 目ぼしい釣果がないままお昼を大きく回った頃、水深340m位で 底立ちを取り直したところで、ようやくアタリらしいアタリ! 前の方でも何人か当たっているらしい。 明らかにサバとは違う引きで、『黒いの黒いの!もしかしたら 赤いのでも!』っと念じて巻き巻き。。。。 そして上がってきたのは、黒は黒でもクロビシカマス、通称 スミヤキ、、、ガランチョでガチョーン。(古っ) スミヤキの4点掛けでがっくりんこ。 やばい、前日YouTubeでスミヤキのおろしかたとか見ちゃった からなぁ。。。 しょうがない、最悪スミヤキのお造りとスミヤキバーグか スミヤキのつみれ汁だな、ということで大き目の2本だけ お持ち帰り。。。 それにしても沖の瀬にしては珍しくベタベタのベタ凪で 風もほとんどなく最高の釣り日和。 あれっ!?これって凪倒れっていうやつ?? 深場の釣りだから、海上の凪はそれほど関係ないとは思うが、、、。 この後、お隣りさんがスミヤキ掛けた時に、隊長のPE巻いちゃって スミヤキの口と隊長のPEがキスしたときには、心臓停まるかと 思ったけど、テンションかけずに同時に巻いて魚だけ先に 取り込んだのでPEは無事だった。 っが、途中で仕掛けを止めていた隙に、がっつんがっつん サバが付いちゃってサバの5点掛けで仕掛けはぐちゃぐちゃに。 サバが多いとトラブルも多いだろうと、クロムツ用の6本針を 繋いで釣り続行も、いいところなく最終投入のアナウンス。 最後の最後になんとかお願いします!とすると、水深360m位で アタリ! デカくはないが、追い食いとか狙って逃げられるよりは! っと大事に巻き巻き。 すると、真ん中くらいで例のヤツが、、、。 で、あと100mくらいというところで、テンションが『ふっ、、』 っと抜けてしまった。 が??魚は付いてる、、、それほど重くない、、、。?? 仕掛けを上げてみると、上にサバ、真ん中にスミヤキ、そして その下で仕掛けが切れていて200号オモリが最後の最後でバイバイ。 はい、ダメな日はこんなもんです。 結局、船中14人乗っていてキンメゼロ、小さいアカムツが1匹、 クロムツが1匹という大撃沈を食らってしまった。 宿に戻って戴いた、けんちんうどんが旨かった。 それでも、予想された風も吹かず、べったべたの凪の中、 沖の瀬で日向ぼっこしてきたと思えば、最高の釣りだった。 あぁ、、、突っ込みどころ満載のダメダメ釣行記、親分からは 厳しい御沙汰がくるかしらん。。。。 しかし、当日捌くには4匹くらいが妥当だな。 デカイサバは半身〆サバにしたら、脂ギトギトで素晴らしく 美味しかった。 残りはサバ味噌にしたら、姫様も殿下も美味しい美味しいって 食べてくれたし。 スミヤキも勉強したとおり、そぎ切りにしてお造りに、 残りはミンチにしておいたので、スミヤキバーグか つみれ汁だな。 なにはともあれ、今日も楽しい釣りと美味しいお魚さん、 天の神様、海の神様、ありがとうございました。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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