佐々木氏の言論については、すでに
語っている。
佐々木氏は、グーグルの次と暗示しながらも、グーグル神話を紡ぎつづけている。
だが、2007年において、その言論は翳りをみせている。
EPIC2014を紹介し、グーグルアマゾン時代がやってくると誇らしげに語っていた湯川氏も、その考えを修正している。彼は、すでにグーグル・テクノラティー・ニューシングなどを検索エンジンとして選択的に利用している。
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EPIC2014が何故やってこない理由は以下。
・グーグルはクローズド・アルゴリズム・ロボット検索エンジンであり、それは、オープン・アルゴリズム・ハイブリッド(マシン&ヒューマン)検索エンジンの登場によって、輝きを失う。
・グーグルが情報をパッケージとして捉えていて、その二次加工を捨象している。
・現時点においても、SNSはグーグル検索を拒絶する島宇宙を形成している。グーグルゾンが、個の情報のすべてを無制限に獲得することは不可能である。
・グーグルゾンは、営利的・商業的フェイズをターゲットに運営されており、その他の領域を対象にしないバイアス(偏向)のきつい情報機関である。
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☆
本著作において、佐々木氏は、グーグルの次のモデル・これからの時代は、高機能なUFOキャッチャーが登場する時代だと期待する。
しかし、CGM(消費者参加型メディア)が、COM(消費者主導型メディア)に移行する流れの中で、UFOキャッチャーが捕縛しようとするぬいぐるみたちが、変化しない・固定的な存在であるはずもない。
景品が、ゲーム機の中に定常的にあるとも思えないし、ぬいぐるみを補充する前に、ゲームセンターの従業員に賄賂を渡して、UFOキャッチャーを経ずしてゲーマーが景品を獲得することも大いに考えられる。
そもそも、検索エンジンを喩えるにつき、ゲーム機の設置者(商売人)がいて、彼らがゲーマーたち(顧客)にお金(対価)を払わせて景品(情報)を獲得させるなどというUFOキャッチャーを持ち出すことが不毛なのである。
もちろん、社会ツールとしてではなく、ビジネスモデルとしてグーグルを考えるならば、UFOキャッチャーを例にあげることも仕方の無いことかもしれぬ。
ただし、それでは彼が終章で指摘している「リスペクト」は得られないのである。
Last updated
2007年05月07日 08時39分03秒