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☆ 一年ほどの間、私は、インターネットにインテグレート(統合)システムがない。と指摘してきた。 インテグレートシステムがないから、ネット上に提出された個の発言は孤立する。 個の発言が一般化すればするほど、発言総数は増える。 一切のインテグレートシステムが存在せず、インターネットがフラットのままならば、発言総数は、分母となり、個が発言すればするほど、それぞれの存在価値は低くなる。 結果、既存メディアの発言者たち(エスタブリッシュメント)の発言は温存される…。 * インテグレートシステムは、ツリー状をイメージしていた。 だが、ツリー状の三角形が、アメーバ状の多様な言論空間をすくい取ることができないという直感があった…。 ☆ そこで、ヒントをくれたのが、グーグルである。 グーグルは、アルゴリズムによって検索結果を出すという。 SEO(検索エンジン最適化)という産業があるというが、それは、グーグルがアルゴリズムを公開していないため、そのアルゴリズムに最適なサイトの作り方を指南するものだという。 SEOというテクニックが存在することは、グーグルのアルゴリズムが恣意的であることの証明でもある。 一方で、グーグルは、「グーグル八分」をしたことで批判されている。 公正さを元にアルゴリズムを公開しないグーグルが、恣意的・自己都合な意図でアルゴリズムを作成している。 * 「グーグルは神である」と評する言論人もいる。 だが、グーグルは固有のアルゴリズムを行使しているに過ぎぬ。ならば、緒尊の中の一つではあるかもしれぬが、それが一神教的な神ではない。 ならば、アルゴリズムという恣意的な意志・代表決定システムを並存させることにより、固有なアルゴリズムのバイアスを無力化しなけれならない。 それにより、多神教的な言論空間が生まれてくる。 ☆
☆ インターネットの時代、情報伝達に関わる経費はゼロに限りなく近づいている。 ならば、他者を騙ることは、横着者の所作であり、一切の合理性を持たない。 発言者は自説を語ることしか許されない。 発信された個人の言論が流通するとき、感想者たちの感想や重要度勘案のタグがつくのが、インターネットの時代のスタンダードである。 ☆
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Last updated
2007年05月13日 13時27分37秒
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