自分の生き方を見つける自分の生き方を見つける日経新聞社「働くということ」 ・お勧めの人~ 大企業に勤めるだけが全てじゃないと思ってる人。 働くことに前向きになれない人 昨今、「働くこと」は不安を伴うようになった、と本著では 指摘していて、幸せな労働とは何なのか、考えさせられます。 大企業に就職したからといって安泰ではなくなり、楽天の 三木谷さんやライブドアの堀江さんのような若くして成功 した起業家も目立つようになりました。 また、時給1000円近いアルバイトも多く、十分な生活 を送れることからフリーターも一つの職業のあり方として 定着しつつあります。 もはや、「大企業社員でコツコツ会社に尽くす」という 労働モデルは唯一の幸せな形ではなくなったことを物語っ ています。 今ほど多様な働き方ができる時代も珍しいのではないで しょうか。選択肢が多いほど、悩みも当然出てきます。 働くことについて、悩んだことがない人はかなり幸せな キャリアを歩んでいるのかもしれません。 本著では多数の「働く人」が登場します。様々な成功者も 出てきます。企業に入ることなく、学生のうちに行動し 起業した人。大企業に入ったものの、自分を試したいと 飛び出した人。起業に失敗したが、古巣に戻って成功した 人。 もはや「これが成功」、という絶対の形はなくなり、自分 なりの幸せな形を模索しなければならなくなりました。 常に能動的でなければならないため、負担も大きいです。 しかし、そこには充実感も一緒にくっついてくると思い ます。 多様な働き方を意識する。そのことの必要性を感じさせて くれる一冊です。 ジャンル別一覧
人気のクチコミテーマ
|