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脳卒中と看護学

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2013年05月11日
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SIRS炎症の評価スケール 

  • 炎症性サイトカイン優位
  • 診断基準(2項目以上)
    • 体温<36℃or>38℃
    • 心拍数>90min
    • 呼吸数>20/min
      or PaCO2<32Torr
    • WBC>12000/・3
      or <4000/・3
      or 未熟顆粒球>10%
  • sepsis
    ≡感染によるSIRS
  • MOF
    (Multiple Organ Failure)
    • 不可逆的

    • 心、腎、肺、肝、CNS、凝固系、消化管(出血)の臓器やシステムのうち、2つ以上の臓器、システムが同時に機能不全に陥った重篤な状態
  • MODS
    (Multiple Organ dysfunction syndrome)
    • 処置しなければホメオスタシス維持不可な臓器の機能異常
    • 可逆的
    • primary MODS
      • 直接的に
        多臓器に障害
    • secondary MODS
      • SIRS持続により
        多臓器に障害
        • 炎症持続により好中球が活性化され、
          • 多臓器に障害
          • 血管内皮に遊走し、微小血栓形成(DIC)
  • CARS
    • 抗炎症性サイトカイン優位
      • (IL-4,10,11,13,IL-1ra)優位の状態
    • MARS
      • 炎症性サイトカイン優位と抗炎症性サイトカインの状態が入り乱れた状態。
  • bacterial translocation
    • 腸管バリア機能破綻
      • 腸管細菌などの微生物や細菌毒素が
        • リンパ流、血流にのり腸管外へ侵入
      • tight junction↓down、分泌型IgA↓down、粘液↓down
      • 腸管、粘膜関連リンパ組織が分泌する様々なメディエイターが炎症反応を促進
  • 手術、外傷、熱傷、ショック、敗血症などの侵襲に対して引き起こされる炎症性サイトカイン(TNF, IL-1,6,8)優位の過剰な生体反応

SIRSは、従来の敗血症の概念を整理するなかで、1992年、ACCPおよびSCCMによって提唱されたものである。ACCPとSCCMの合同カンファレンスにおいて、敗血症と同様の病態は、細菌感染以外の様々な侵襲によっても発生していることが指摘され、この病態を指してSIRSという言葉が使われた。

SIRSの本質は、侵襲に対応して免疫細胞が血中に放出した大量の炎症性サイトカインによる全身性の急性炎症反応である。SIRSを誘発しうる侵襲としては、細菌感染のほかに、外傷や手術、出血性ショック、熱傷、膵炎などがある。

SIRSは、Secondary MOFに発展しうるという点で、非常に重要である。(MOF)は往々にして致命的な転帰をたどることから、SIRSの段階で集中治療を行ない、多臓器不全状態への発展を阻止することが求められる。

なお、SIRSが炎症性サイトカインによって惹起されるのに対し、抗炎症性サイトカインによって免疫不全状態が惹起される代償性抗炎症性反応症候群(CARS)という概念も登場している。生体内においては、SIRSとCARSが混合した、MARSと呼ばれる状態であることが多い。

 

 

SIRS.gif

 

EARLの医学ノート

↓↓

http://drmagician.exblog.jp/16003770/

 






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最終更新日  2013年06月15日 00時42分00秒
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