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脳卒中と看護学

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2013年05月12日
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ABCXモデル 二重ABCXモデル 看護 家族 危機 

患者家族が受けたストレスに対する反応のモデルです

家族看護センターの機能

「家族看護実践センター」は、家族を支援する研究会で、看護職や家族を援助する心理福祉職で構成されています。

事例検討・ビデオセッション・ロールプレイなどを用いて、家族もケアの対象とした実践ができることを目標にさまざまな活動を行っています。家族にどう声をかけたらよいかわからない初心者から、認定看護師・専門看護師など上級レベルの看護師まで、スキルアップに貢献できるプログラムを看護・心理の専門家の共同で提供します!

これまでの看護職にとっての家族は、患者に対する看護に協力してもらう"資源"でした。 家族に説明して食事療法の協力を得たり、家族から日常の様子の情報を得たりなど、患者の"背景としての家族"でした。「家族看護」は、"背景としての家族"という視点に加えて、家族も患者と同様に援助の対象にしようという発想の拡大です。

 家族が様々なストレスに対してどのように対処していくのかを明らかにしようとする理論である。この理論はアメリカの家族社会学において、第二次世界大戦やベトナム戦争中の兵士の留守家族を対象に家族のストレス対処過程を研究した結果から得られた理論である。

 

家族ストレス対処理論のモデル

 最初の研究は,1949年にしル(Hin,R)が,「ストレス下の家族Jという著書に発表したもので,第2次大戦中の出征兵士の135家族について,戦中から戦後にかけて追跡調査を行い,夫や父親の出征によって留守家族が直面する生活上の困難と,兵士の復員による家族の再統合の過程を明らかにしたものである。ヒルは, この実証研究に基づき,危機に対する家族の適応過程を表すジェットコースター・モデルと家族危機の発生を構造化したABCXモデルを提示した。

ABCXモデルとは,A要因(ストレス源となる出来事)は,B要因(家族危機対応資源)と相互作用し, またC要因(家族が出来事に対してもつ意味づけ)と相互作用して,X(家族危機)が生じるという危機発生過程の構造である(図1)。このモデルの特徴は,何らかの出来事が直接に家族ストレスや危機状態をもたらすのではなく,家族資源と,状況に対する家族による意味づけという2つの媒介変数との関連によって家族に危機をもたらす場合とそうでない場合とがあることに注意を喚起している点である。

ヒルの研究発表の後, 多くの社会学者が家族ストレス研究の成果を追加したが,同じくアメリカのマッカバン(McCubbin,HI)は,家族ストレス理論を集大成し, ヒルのモデルをより長期的な視野に立って家族ストレスを分析する二重ABCXモデルを提示した(右図)。このモデルでは横軸にとった時間の流れは大きく前危機段階(Pre-cHSs)と後危機段階(Post- crisis)とに分けられる。前危機段階はヒルのABCXモデルをほぼそのまま踏襲し,a(ストレス源),b(既存資源),c(ストレス源に対する認知)の3要因が相互に影響しあいつつ,X(危機)をもたらすとしている。後危機段階は, この危機状態への対処,つまり適応過程とみなされる。この段階での家族のストレス源は,aA(ストレス源の累積)としてとらえられ,その対処行動の1要素としての既存および新規の家族資源(bB要因)と, もう1つの要素である当初の認知および付加的なストレス源,新旧の資源,バランス回復に必要な要素などについての評価(cC要因)と相互作用して,全過程の結果である家族適応(xX要因)が起こるという構造である。

 

 

二重ABCXモデル.jpg

ABCXモデル.png

 

家族看護実践センター

↓↓

http://kazokukango.comet.vc/kensyu/knowledge3/

 






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最終更新日  2013年06月15日 00時34分40秒
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