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カテゴリ:医療関連
お役所仕事の極みのお手本のような出来事・・・。
まあ、医療関係者は厚生労働省の珍事に関しては、またか・・・と言う感じでしょうが。 それにしても急遽、薬価収載するという破格?の取扱い。他の必要な薬の薬価収載が、こんなに簡単にいくことはないだろう。 なぜに「ニコチンパッチ」だけ特別扱いなのでしょう~ 以下、朝日新聞からです ---------------------------------------------- 2006年05月12日19時52分 『「禁煙パッチ」一転、月内に保険適用へ 厚労相謝罪』 4月から保険診療の対象になった禁煙治療が、主な治療薬とされる「ニコチンパッチ」を使うと自由診療扱いとされていた問題で、 川崎厚労相は12日の衆院厚生労働委員会で、ニコチンパッチも今月中に保険の適用対象にする方針を示した。 また病院現場の混乱について「周知が不足したことは誠に申し訳ない」と謝罪した。民主党の柚木(ゆのき)道義議員の質問に答えた。 ニコチンパッチは体に張ることで禁煙後の症状を和らげるものだが、保険対象にはなっていなかった。現在の医療保険制度では保険適用外の自由診療と保険診療を組み合わせた「混合診療」を原則として認めていないため、ニコチンパッチを使った診療は自由診療として扱う運用になっていた。 このため、病院では患者からの費用徴収額を巡って混乱が生じていたほか、「ニコチンパッチを必要とするような、より症状の重い人に保険が適用できないのは矛盾している」などの批判が出ていた。 ------------------------------------------ もしかして厚生労働省は、そもそも 「自由診療」「混合診療」「保険診療」がよくわかっていないのではないのか?と疑問さえ感じる、お粗末な出来事。 どれにしても「ニコチンパッチ」の薬価がいくらになるか不明だが、けして安くない薬である。対象者がどれだけいるのか不明だが、短期的な医療費増加に貢献?することは間違いない! お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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