テーマ:最近観た映画。(39002)
カテゴリ:映画
GYAOで25日まで配信されていた松田優作主演の2作品を鑑賞。
監督:村川 透 出演:松田 優作、小林 麻美、鹿賀 丈史、室田 日出男 1980年 / 118分 / 日本 全編通し描かれる狂気。実に重く、素晴らしい。 生気の無い目に影のような存在感の演技、その対極に位置する演技。 松田優作の凄さを魅せつけられる作品だと思う。 鹿賀丈史の狂気も良く、合わさることによりイイ感じに。 誰もが文句無しに素晴らしいと思えるのは、列車での刑事へウィンクルの話をするシーンだろう。 あれだけで、この作品の価値は上がる。僕も好きだ。 後、銀行で最後の犠牲者のシーン、クラシックのコンサートシーンも 狂気を良く表してるので好きなシーンだ。 ラストの解釈は、「シェーン」と同じく、観客に依ってどちらともとれるので難しい。 観た直は死んだと思ったのだが、今はそうは思っていない。 監督:村川 透 出演:松田 優作、風吹 ジュン、佐藤 慶、千葉 真一 原作:大藪 春彦 1979年 / 131分 / 日本 ウルフ・カウンタックやパチンコやコルト・パイソン4インチでの島の銃撃戦は 記憶にあったのだが、全編を観た記憶は無かったのでいい機会だった。 獣って言葉が良く似合うなぁと。 戦い方は当時の日本のレベルって感じで、突っ込み所満載だけど、 今以上にブロップには迫力が無かった時代なのに、そう感じさせない演技は凄い。 最後の演技は最高。あれだけで買う価値のある作品だと思った。 数千円だったとしても、一度スクリーンで観たい作品だ。 同じ朝倉の名を持つ、楡 周平氏のダークヒーロー
朝倉恭介シリーズ「Cの福音」を演じて欲しかったなぁと思う。実に残念だ。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2007/03/26 04:48:36 AM
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