カテゴリ:その他喫煙
さて、ここまで何日かに渡って無添加・無香料の紙巻煙草を3銘柄ほど試してきました。また、過去にも別の一つを試した事があります。今回の記事では、それらをまとめて比較し、ベストチョイスは何かを大胆にも決めてしまおうと思います。 最近の一連の記事で試したのは、「スモーキンジョー・フルフレーバー」「ナチュラルアメリカンスピリット・レギュラー」「プエブロ・ナチュラル10」の3銘柄です。また過去には「チェ・レッド」を試しています。これらを要素毎に比較してみましょう。 1.味と香り ジョーもアメスピもプエブロも、基本的にはバージニア主体で、味の傾向は似ています。トータルとしての甘味の強さは、アメスピが一番だと思われますが、3銘柄とも大きな差はありません。これに対して、チェは確かに葉巻用の葉の風味があり、これだけ際立って個性的です。 また、香りに関しても同じで、チェの個性が光ります。 2.価格と入手性 単価が一番安いのはチェです。次点がプエブロ。以下、アメスピ、ジョーと続きます。 取扱店が多く、最も入手しやすいのはアメスピでしょう。チェ、プエブロ、ジョーの3銘柄は、大きめの煙草専門店でないと入手が難しいです。 4.燃焼速度 どの銘柄も、燃焼剤入りの割りと普通の巻紙を使用していますが、アメスピが葉の密度が高い分だけ燃えるのは少し遅い感じがします。ただ、他の3銘柄にしても、一般的な紙巻煙草に比べると遅い方でしょう。 5.巻紙の質 加湿前のデフォルト状態で最も巻紙の存在感が薄かったのはアメスピです。次点はプエブロ。これに対して、ジョーとチェは、やはり巻紙を変更したくなります。ジョーはシャグ版はありませんし、チェのシャグ版は葉のブレンドに葉巻葉が使われていません。ですから、ジョーとチェを解して巻き直すのには、それなりに意味があります。アメスピとプエブロは同じブレンドのシャグ版があるので、巻き直すぐらいだったらシャグ版を買うべきでしょう。そういう意味では、アメスピとプエブロの紙質が少し良いのは正解だと思います。 ただ、加湿後では巻紙の味と匂いは、どの銘柄でも我慢できるほどには抑えられますので、加湿を前提にするなら、どれも大きな違いはありません。 6.フィルター チェのフィルターがどうだったのかを記録してなかったので、これだけ比較は出来ませんが、残る3銘柄でいくと、フィルターが最も強力に効いているのはアメスピです。アメスピのレギュラーは、チャコール・フィルターです。プエブロとジョーのフィルターは、どちらもプレーンですが、プエブロのフィルター長は20mmで、ジョーは15mmです。この差が、プエブロ10mg、ジョー13mgというタール値の差になっているのかも知れません。 7.パッケージ チェ・ゲバラの顔の絵が入っているチェのパッケージは、ちょっと恥ずかしい気がします。子供っぽいキャラクター・グッズ的な匂いがプンプンです。ただ、色自体の設定は好きです。 ジョーの場合、一番重い「フルフレーバー」が紫色のパッケージというのが、個人的には好きになれません。紫色を見ると、どうしても私はヤンキー色に見えてしまうのです。 アメスピとプエブロのパッケージは、どちらも良いなと思います。色もデザインも、現代ぽくスッキリしていて綺麗です。 8.総合評価:どれを買うべきか? 私の判断としては、葉巻の風味に抵抗がなければチェが一番の購入候補になります。4銘柄の中では最も個性的で、且つ一番単価が安いです。できればレポートしたレッドではなく、最もタール値が高いブラックが良いでしょう。チェのブラックを、パッケージのままではなく、シガレットケースに移し替えて持ち歩くのがベストでしょう。 次点は、アメスピかプエブロになります。アメスピは売っているお店が多いので入手しやすいですし、プエブロは単価がチェの次に安いです。この2銘柄とジョーに関しては、価格や入手性という項目を無視できるほど飛びぬけて味や香りが優れているとは言えないかなと思っています。 ジョーは、フィルターが一番弱い所は評価できますが、価格も高いですし、売っているお店も少ないです。味が一番濃いはずの「フルフレーバー」のパッケージが、私の嫌いな紫色だというのも、マイナス・ポイントです。(笑) ****** という事で、無添加紙巻煙草4銘柄比較での私の選択は「チェ」となりました。でも、四つの銘柄の差は実際は大きくはありませんし、皆さんそれぞれにお好みというのもあるでしょうから、絶対に「チェ」が一番という訳でもありません。 皆さんも色々試して、ご自身のベストを探してみていただければと思います。m(__)m [ベストの煙草ブログは此方 Click!] お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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