テーマ:パイプたばこを吸おう(1805)
カテゴリ:パイプ煙草インプレ
今回のレポートは、ダン・タバコ社が「トーベンダンスク」ブランドで出しているパウチ入り煙草「No.13カプチーノ」です。コーヒー系の着香は他の煙草分野でも見られますから、それほど珍しい類ではありませんが、かと言ってそれほどポピュラーという訳でもないので、どんな味なのか楽しみです。 開封時の香りは、コーヒーの香りがついた洋酒といった所で、コーヒーの香りよりも洋酒系の香りの方が前面に出てきています。それに果物系の香りが混ざります。カットは、7~8mm四方のラフカットに、少しのブロークンフレイクが混ざっていて、やや乾燥した手触りです。 これを火皿内径22mmのパイプに詰めて着火しますと、果物交じりの洋酒の香りに、微妙にコーヒーとミルクの香りが混ざったような煙が来ます。やはり洋酒系の香りが前に出てきています。味は、果物系とコーヒー牛乳が混ざったような、少しクリーミーで軽い甘味です。コーヒーっぽさは希薄ですが、これならこれでなかなか美味しく吸えます。 火持ちは良い方ですが、火着きは余り良くなく、喫煙序盤での再着火の頻度は高い方だと思います。また、燃え進みも早くなく、過燃焼気味にもなりにくい感触です。 喫煙中盤では、着香分が少し薄れ、ベースの煙草の味が出てきて煙草感が強まりますが、それでも果物と洋酒をメインにコーヒー牛乳を混ぜたような喫味は継続します。果物系の角の取れた酸味があるので、味にしつこさがなく、スイスイと吸えます。 喫煙終盤でも同様の喫味が続き、結局そのまま喫煙終了。後味はミルク入り果物っぽい感じで、残り香にもコーヒーっぽさは希薄でした。 全体的に見て、確かにコーヒーっぽい喫味はありますが、主に目立つのは果物と洋酒で、過度にコーヒーっぽさを期待していると、残念なイメージを持ってしまいます。けれども、それを忘れて素直に味わえば、これはこれで美味しい着香で、軽い喫味をとても気楽に楽しめます。ベースの煙草の味わいも、まぁまぁといった所でしょうか。 パウチ入りの安い煙草ですし、過度な期待はせずに、お気楽に楽しんで下さい。 [ポピュラーな煙草ブログは此方 Click!] お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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