テーマ:タバコは手巻き(71)
カテゴリ:その他喫煙
先日いつもの煙草屋さんで今月分の煙草のまとめ買いをしたところ、新たに輸入された煙草「ヴィンセント・マニル」を試喫用として少し分けてもらえたので、今回はそれの試喫レポートを書きたいと思います。
「ヴィンセント・マニル」はベルギーの煙草で、アルデンヌ地方に育つ煙草種「スモア」100%で構成されているそうです。今回試喫するのは、手巻き用に細くカットされた「ファインカット」ですが、もっと荒くカットされ、パイプでも吸える「ワイドカット」も輸入されています。 巻く前の煙草の香りは、鰹出汁系の熟成臭で、オリエント葉の熟成臭に近いような気がします。カットは所謂ファインカットですが、刻み切れなかった屑のような荒い部分もかなり目立ちます。湿気はかなり少ない方だと思います。 今回の巻きの構成は、太さはノーマルで長さは79mm、巻紙にスモーキング「ブラウン」を使い、単語カードを縦に半分にして巻いた吸い口を入れます。巻くのにはローラーを使用しました。 で、早速吸ってみますと、出汁系のコクのあるマイルドな味が来ました。土っぽい味わいもあります。角のない円やかな味で、甘味よりもコクが前に出て来ています。オリエント系に近い味わいなのですが、もうちょっと魚のミリン干しに近いような味と香りです。黒煙草のような牛糞的臭みはありません。 フィルター無しの吸い口付き79mmの構成で、且つ煙草が渇き気味だった割りには、煙の舌触りが非常にマイルドで、深く濃いコクを存分に楽しめます。これはなかなか美味しいです。 手巻きというのは、巻く作業量の割りには楽しめる時間が短いので、最近の私は全く吸っていなかったのですが、今回久し振りに吸ってみて、こういう煙草ならアリかなと思いました。価格が100gで3,800円ですから、手巻き用としてはかなりの高級銘柄で、常喫にするには相対的に高額ですが、それくらいの内容はありそうですし、常喫と並行して時々吸うというパターンなら良さそうです。 チャンスがあったら試してみても良いのではないでしょうか。 [内容のある煙草ブログは此方 Click!] お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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