テーマ:パイプたばこを吸おう(1805)
カテゴリ:パイプ煙草インプレ
ピーターソンの毎年恒例「スペシャルリザーブ」については、今年の3月に2014年版を遅れ馳せながら吸ったばかりですが、今回は2015年版を吸ってみます。何とか発売されるタイミングに追いついてきたという感じでしょうか。(笑) 開封時の香りは、洋酒もしくはリキュール系に少しチョコレートを足したような感じで、ちょっと「大人のお菓子」っぽい雰囲気です。カットは適度な大きさのラフカットがメインで、中に少しブロークン・フレイクが混ざります。湿気は普通~やや渇き気味ぐらいです。 これを火皿内径20mmのパイプに詰めて着火しますと、甘めの果物系リキュールっぽい味と香りが来ました。ショップさん等の説明ではバニラと柑橘系なのだそうですが、・・・う~ん、柑橘系というのは分からないではないですが、あんまりバニラっていう感じはしません。果物系の酸味で軽快なタッチになっているので、バニラのようなやや重たい雰囲気の甘味にはなっていないように思います。 火付きと火持ちは良好だと思います。ちょっと燃焼温度が上がりがちになっているように思いますが、まぁそれほど問題にはならないかと思います。 喫煙中盤でも軽快な果物リキュールな喫味が続きます。ある意味薄味なので、何にも考えずにスイスイと「ながら喫煙」が出来る雰囲気です。ただ逆にインパクトには欠ける喫味なので、限定煙草としてどうかという点に関しては意見が分かれるような気もします。特に今年はピーターソンの150周年という節目の年なので、その今年の「スペシャルリザーブ」がこの喫味で良いのかという疑問が残ります。美味しい煙草ではありますが、むしろ定番商品的な馴染みやすさで、150周年記念っぽくはないのです。 喫煙終盤もほぼ同じ喫味が続き喫煙終了。思ったより深い着香だったようです。後味と残り香は軽い果物系でした。 全体的に見て、果物系の非常に軽い喫味が終始続く煙草でした。ベースの煙草の質は悪くないようですが、それが明確に表に出てくる事はなく、何となく最後まで吸い切ってしまうという「ながら喫煙」向けの煙草だったように思います。 「スペシャル」且つ150周年記念の煙草の割りにはインパクトに欠ける煙草ですが、これはこれで上手く作られた着香煙草だったと思いますし、美味しくスイスイ吸えるので、1缶100gの量も直ぐに吸い切ってしまえそうです。 割りと普通な着香煙草くらいの感じで考えていれば、美味しく楽しめる煙草だと思います。 [馴染みやすい煙草ブログは此方 Click!] お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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