テーマ:パイプたばこを吸おう(1805)
カテゴリ:パイプ煙草インプレ
デンマークの有名パイプ作家イエス・コウノウィッチ氏の名前を冠したパイプ煙草のシリーズの中から、今回は唯一の非ラタキア銘柄「T16」を試してみます。この煙草はドイツ製だそうですから、まぁ、あの辺の某社が作ってるのだと思うのですが、良く分かりません。(笑) 開封時の香りは、ドライフルーツっぽいようで、いや、むしろ果物を使った漬物、もしくは魚の干物のような匂いで、舌で味わってもいないのに何だか塩気を感じるような匂いです。こういう匂いはパイプ煙草では初めてで、普通の着香のようでもありませんし、ラタキア系ともかなり違うような気がします。カットは細かいリボンカットとラフカットの混合で、湿気はやや高めに感じます。 これを火皿内径20mmのパイプに詰めて着火しますと、ドライフルーツ系の乾いた香りと、やはりフルーツ系の薄っすらとした甘味が来ました。匂いの成分というのは、濃度によってかなり違ったものに感じるそうなのですが、この煙草の匂い成分の場合も開封時の高い濃度の際には干物系の匂いに感じられ、着火して出てきた低い濃度の際にはドライフルーツに感じるという面白い現象が見られます。糞尿の匂い成分として有名なスカトールも、「低濃度では花の香りを呈し、実際にオレンジ、ジャスミンやある種のトロピカルフルーツの花の香気成分に含まれている」とウィキペディアにあるのですが、それと似たような現象であろうと思います。大変に興味深い現象です。 一方、味の方は、かなり控えめなフルーツ系で、微かな酸味と甘味、それにちょっとした塩気もあるような気がします。何か熟した果物というより、早摘みの青い果物のようです。ただし、青臭さはありません。 火付きと火持ちは、私の詰め方に問題があったのか、どうも良くありません。意外に立ち消えを繰り返しますし、再着火での火付きも芳しくありません。しかも、再着火の度に香りがドライフルーツから干物系に変わるという、何だか奇妙な症状が出ます。普通よりも少し緩めに詰めた方が良かったかも知れません。 喫煙中盤になって火種が安定してスムーズに吸えるようになってくると、香りは変わらないのですが、味の方が少し濃くなってきたように思います。フルーツ系の味ですが、ちょっとドッシリとしていると言うか、何か漬物系のコクが混ざっているようにも感じます。ですから一般的な果物系着香とは少し趣が違って、非常に落ち着きのある重めの味です。こういう味も個性的で、なかなか良いです。 喫煙終盤になると、味に更に重みが加わり、フルーツ系と言うより椎茸か舞茸の出汁のような味になってきました。果物系の着香が抜けて、ベースの煙草の味が表に出てきたためだと思われるのですが、最後にこういう味が来ると、全体的に出汁系の煙草を吸っていたような気持ちになります。ですから、開封から吸い終わりまでの味や香りの変化が楽しめる煙草だと言えそうです。 という事で、喫煙終了。後味は出汁系で、残り香は果物の漬物といった感じでした。 全体的に見て、果物ベースの着香系は着香系だったとは思うのですが、それよりもむしろ出汁系の味と香りの移り変わりに面白さがある煙草だったように思います。日本に入っているイエス・コウノウィッチ銘のパイプ煙草3銘柄の内、後の二つはラタキア系なので、実はコウノウィッチ氏はこういう出汁系の味が好きなのかも知れません。 こういう煙草なら、ラタキア至上主義の方やバージニア原理主義の方でもかなり楽しめるのではないでしょうか。逆に着香派の方は、少し渋い味を想像してから吸ってみると良いと思います。 [重みのある煙草ブログは此方 Click!] お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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ハチャメチャ面白いタバコは栄養素 無害珍説
ジョークとして面白い記事なので 貼り付けますが、真面目な人には 良識人には ??スルーする ブログではないでしょうか? そこが面白いのです・ ======転載部分的===↓ 私は、収録を終えると、タバコを口にした。 タバコには、ニコチン酸アミドと言う、若返りの栄養素が入っている。 これは、ビタミンだが、今では、ナイアシンと言う名前に変更されている。 この他、銅と言う、栄養素も入っていて、健康にはいいのである。 それでは、なぜ、タバコが敵視されたのか? 日本人が、タバコを吸っていると長生きするので、通名の日本乗っ取り勢力にとって、まずい状況となるからだ。 禁煙は、日本人を早く絶滅させる為の陰謀に違いない、私は、そう思った。 丁度、三国志で、蜀の諸葛孔明が、・・・・依存文字だというから削除します・・・・。 おそらく、禁煙も、それと同じである。 ・1965年代成人男性の喫煙率は80%以上で、肺ガン死亡者は年間約5000人。 ・2008年では喫煙率約48%で、肺ガン死亡者は67000人と約13倍に増加。 ニコチンで、肺をコーティングしたので、戦後、肺結核が無くなったのかも知れないし、鳥インフルエンザに有効的なので、上空から、ブラックへりで、ウイルスを撒いている連中にとっては、タバコは、敵なのだ。 ・ニコチン酸はイソニアジドの原料として、結核治療で重要な役割を担う。 実際、青い空と同じ色のジェット機から、白い何かを撒いているのを目撃したが、次の日、山口県で、鳥インフルエンザが発生した。 その物質は、通常、ケムトレールと呼ばれるものだが、このジェット機は、同日、岡山の集団ストーカーの被害者の女性が目撃している。 ★全編ジョーグ!!! http://plaza.rakuten.co.jp/ubout51/diary/201606050000/ (2016.06.19 15:00:34)
香りの変化って大事ですよね、特に、ボウルの大きなパイプで吸う時ですとか。
(2016.06.19 21:11:30)
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