テーマ:パイプたばこを吸おう(1805)
カテゴリ:パイプ煙草インプレ
既に時期を逸していますので、他のを飛ばして先にこの煙草をやります。2016年のクリスマスシーズン向け限定煙草、マクレーランドの「ホリデースピリット2016」です。行きつけの煙草屋さんで、12月の買出しの際にはなかったのに、年明け最初の買出しの際には何故か幾つも置いてあって、「それなら・・・」という事で買ってきました。自分としては、マクレーランドのクリスマス向け限定品は初めてです。 開封時の香りは、かなり酸味の効いたチェリーとかベリー系で、かなり強く香ります。また、アメリカン着香らしい薬品っぽさもあって、典型的なアメリカの派手なクリスマスに良く似合いそうです。カットは、やや大きめのラフカットで、湿気は強めです。 これを火皿内径20mmのパイプに、ちょっと緩めに詰めます。そして、着火。・・・果物系の酸味で少し抑えられていますが、ちょっと砂糖っぽい強い甘味が最初に来ました。予想していたよりもかなり甘いです。香りも、開封時より酸味が減って、だいぶ甘い香りになっています。ただ、味も香りも甘いとは言っても、ベタベタした重い甘さではなく、酸味のある軽い甘さなので、明るい雰囲気になっています。一方、アメリカン着香にありがちな薬品チックな喫味の部分は相変わらず存在し、特に強めに吸った時に出てきます。 火付きと火持ちは普通に悪くないです。湿気を強く感じる煙草だったので、緩めに詰めたのが功を奏しているのかも知れません。 喫煙中盤でも酸味交じりで強めの甘味が継続します。また、薬品っぽい喫味も消えません。この薬品っぽい喫味の部分は、例えばチェリーの実ではなく、実に付いている枝の部分をかじった時の味に似ているような気がします。アメリカン着香で良くあるこの喫味って、一体何に由来するのでしょう? 喫煙終盤になると、舌や鼻が慣れてきたのか、甘味がやや薄れてきたような気がします。薬品っぽさも薄れて、全体的にちょっとマイルドになります。それで、喫煙終了。後味はちょっとマイルドになった甘いチェリー系で、残り香もマイルドなチェリー系でした。 全体的にみて、アメリカンらしい強い着香の甘いチェリーとかベリー系の煙草だったと思います。ただ、あまり下品な感じはなく、果物系の酸味が適度に軽さを演出していて、この辺はマクレーランドらしい上手さだったと思います。 こういうマッタリとはしない華やかな甘さの強い煙草は、確かにクリスマスシーズンの休日には向いているように思います。パーティー向けと言う程は派手ではないですが、楽しい気分にはなりそうです。で、クリスマスシーズンも終わった今からこの煙草を吸うのだとしたら、例えばひな祭りとか、バレンタインデーとか、そういうちょっとしたイベントの際に吸うと良いかも知れません。楽しい雰囲気を楽しめると思います。 [楽しい煙草ブログは此方 Click!] お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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クリスマス仕様って甘い葉が多いんですね。
(2017.01.22 18:59:22)
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