テーマ:パイプたばこを吸おう(1808)
カテゴリ:パイプ煙草インプレ
三つ購入したベントレーのパイプ煙草の最後に吸っているのが、今回の「ロイヤルゴールド」です。この煙草を最初にレポートしたのは、旧称「ロイヤルバニラ」時代の2014年1月で、その後モデルチェンジした旧称「ロイヤルバニラ」の際が2018年1月、名称が今の「ロイヤルゴールド」になって、パッケージが紙箱になってからは2021年5月にレポートしています。 今の「ベントレー」ブランドのパイプ煙草を語る上で外せないのは、やはりパッケージについてです。ベントレーのパイプ煙草が登場した当初、パッケージは普通の50g入り丸缶でした。そして、最初のリニューアルの時もパッケージは丸缶のままでした。ところが、二度目のリニューアルでは丸缶から四角い紙箱になり、今に至っています。日本に輸入されているパイプ煙草で四角い紙箱入りで売られている物は、このベントレー・シリーズだけです。こういう事をするとコスト的に不利だと思うのですが、どうしてこんな事をするのでしょう? ご存じの通りベントレーは英国の高級車メーカーで、今はドイツ・フォルクスワーゲン社の傘下にあります。英国の高級車という事で、エリザベス2世女王の公務専用車として使用された実績もあります。それ程の高級ブランドなだけに、そのブランドから販売されるパイプ煙草も、他とは違う高級感を出したかったのでしょう。独特の紙箱入りなのは、そういう意図なのだと思います。 ただ、元々パイプ煙草というのは庶民のための煙草であって、富裕層や貴族階級は葉巻を好んでいたものです。ですから、本当に高級感を出したいのであれば、パイプ煙草という選択肢はなかったはずです。また、高級感と言っても、日本に於けるベントレーのパイプ煙草は、スイス・ダビドフ社のパイプ煙草程の高級感はありません。日本に於けるダビドフのパイプ煙草は、パッケージは普通なのに、売価だけで高級感を出し切っています。 このように、日本に於けるベントレーのパイプ煙草は、意図したと思われる高級感を出すのに成功しているとは言えないように思います。意図したのが高級感でないのなら話は別ですが・・・。 とは言え、パッケージの面でオリジナリティーがあって、パイプ煙草業界の多様性を豊かにしている訳ですから、これはこれで悪くない取り組みだとも言えます。 宜しいんじゃないでしょうか。 [多様性のある煙草ブログは此方 Click!] お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2024.03.27 17:30:08
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