テーマ:剣道やろう!(860)
カテゴリ:「道」(剣道・親ばか日誌)
先週、K君が道場にやってきた。
格好は、少々派手目だが“黒い髪”の若い奴が、練習を眺めている。 だれだ。 「あっ。おう、久しぶり。“頭ツンツンのキンキン”って聞いていたけど」っとストレートな私。 風の噂では、彼は高校入学後しばらくして剣道を辞めて“ヤんキー風”に変貌したと聞こえていた。(髪の毛ピンクだっときに次男が見かけた) 「先生らに挨拶したら」と言えば、 「後で」という。 休憩中だから今のうちにと促がせば、照れながら道場に入っていた。 最後まで、稽古風景を眺めていた。 きっと「剣道やれよ」の言葉が欲しかったのだと思う。 彼は、地域は違うが長男と同学年で小学時代から良きライバル。良き剣道仲間。 小学校時代は地域の小さな大会で、決勝での直接対決が2回。1勝1敗のイーブン。 (でも、優勝回数は全体でも長男がトップ。親ばか) 中学時代は、長男は剣道部の無い中学校だったけど、彼は地域で好成績を維持し存在を示していた。親の私たちも羨ましくも誇らしげに彼を見ていた。 高校を卒業し、就職をするらしいが、何か期するものがあったのだろう。 高校3年生の学校も道場も違う地域の剣道仲間6~7人が、彼のために稽古の場を設けるらしいメールが長男にもまわった。 長男は、 「俺とS(学校も道場も一度も一緒になったことはない)は無理だな。公立の進学校だから」 と、冷静を装う。 (確かに、私立はまだ現役。長男たちは引退している) でも、今度の土曜日には道場に行くと、楽しげ。高校の後輩となった道場仲間を呼んで 「打ち込み台にしてやる。打てる(叩ける)うちに叩いておく」 と、ちゃっかり受験勉強のストレス解消を見つけたよう。 「ひどいな。手加減しなくちゃ」と“かみさん”が言えば、 「受験が終わった頃には、どうせ打たれる。今のうち」と、“らしい”。 男の意地と優しさ。 青春っていいな。 仲間に入れて欲しいぐらい。 (みんな飛翔(はばたけ)。久々のフレーズ) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
June 30, 2011 08:58:42 PM
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