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テーマ:今、沖縄で(544)
カテゴリ:今、沖縄で
卒業式のシーズン突入間近となった。
中学校は3月10日。小学校は3月17日。 高校は例年3月に入って直ぐ卒業式だ。 以前、卒業式会場で国旗の掲揚が問題になり、 卒業式がごたごたしたことがあった。 昭和60年頃に国が出した国旗・国歌に対する 適切な取り扱いの「徹底通達」の頃だったのかも知れない。 それまで沖縄では、学校で国旗・国歌を掲揚斉唱する ことがなかったといわれている。 時代は移り変わり今では各小中高校で国旗の掲揚と 国歌の斉唱は卒業式・入学式に付きものになった。 ところで、国歌と違い「君が代」が日本の国歌であると、 今時の小中高校生に100%認識されているのかどうか はなはだ疑問なのである。 入学式、卒業式の会場では、たしかに国歌斉唱は実施されているのだが、 小中高校生が斉唱するのを聞いたことがない。 おそらく小中高校生は国歌の歌詞もよく知らないはずなので、 歌詞ぐらいは事前に覚えさせるように努めるべきだ。 で、今日の話題は「君が代」についてである。 沖縄タイムス夕刊によれば、本島中部の中学校で給食時間に 「君が代」を流していることが分かったとある。 校長によれば日替わりで外国の国歌を紹介し、合わせて「君が代」も 放送しているのだという。 それがなぜ問題? どうやらその学校長、沖縄タイムスの逆鱗に触れたようだ。 わざわざ琉球大学の教授から「教職員の合意を得るべき」 「保護者に対して説明せよ」のご託宣を引き出してきた。 沖縄に存在する「君が代」アレルギーが表面化したようなのである。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2006年02月13日 07時49分36秒
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