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2011.10.18
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これまで親の会などに参加してきて強く思ったのは、父親の果たすべき役割。
療育はゴールの見えないマラソンのようなもの。
母親一人で背負いこむには、余りにも負担が大きすぎます。
その為、療育にあたり父親が果たすべき役割は非常に大きいと考えています。

これは、これから療育のスタートラインに立とうとしているお父さんに対する私の思い、私の願い。
そして、妻を守ってあげられなかった私自身への誓いの言葉です。
これを読んだ一人でも多くのお父さんが、何かを感じとって頂けるように願っています。



1.子供の障がいを受け入れましょう

夫婦共に一番辛い時期ですが、これを乗り越えなければ何も始まりません。
親が受け入れきれないケースで一番辛い想いをするのは、子供たちです。


2.子供が抱えている障がいの事を理解しましょう。

本屋に行けば、色々な本があります。
読みやすそうなものから、まずは一冊手にとって読みましょう。   


3.仕事から帰宅したら、まずは妻に感謝の言葉をかけましょう。

妻は家事や子供の相手で疲れきっています。
優しく声をかけて、感謝の気持ちを伝えましょう。


4.その日にあった事、子供の様子などを妻に聞きましょう。

聞く事で、家庭にも関心を持っている事が妻に伝わります。
父親は普段は仕事で家にいない事が多いので、普段の家での様子は妻に聞かないと
判りません。
家庭を妻に託すのと、家庭に関心を持たないのは意味合いが全く異なります。


5.妻の話は、黙って聞いてあげましょう。

母親は意見を求めるよりも、父親に同意を求めたい場合が多いと思います。
頭ごなしに否定せず、まずは話を黙って聞いてあげましょう。
それだけでも、妻のストレス低減に繋がります。


6.休日は子供とのふれあいを大切にしましょう。

父親は普段は仕事で家にいない事が多く、子供とふれあえる時間は限られています。
子育てする上で、大きなハンデだと認識しましょう。
子供が自分になつかなくなった時に後悔しても遅いです。
家にいる限られた時間を、家族の為に使いましょう。


7.子供とふれあいながら、子供の様子をじっくり観察しましょう。

普段は子供と関わらない父親だからこそ、子供の変化に気付く事もあります。
子供の事を理解する為にも、しっかりとみてあげましょう。
コツが掴めるようになると、子供との関わりが楽しくなります。
子供の成長を感じ取り、妻と喜びを分かち合いましょう。


8.先輩ママさんの貴重な話が聞ける場には、お父さんも積極的に参加しましょう。

夫婦で療育について相談し合える関係を築きましょう。
その為にも、貴重な話が聞ける場には積極的に参加しましょう。


9.母親とは違った目線で、冷静な判断ができるようになりましょう。

母親は子供と直接関わっている為、つい感情的になる事もあるでしょう。
そんな時、冷静な判断が出来る父親がそばにいると心強いものです。
  

10.子供の「駆け込み寺」になってあげましょう。

子供を叱る際は、子供を追い詰めてしまってはいけません。
母親が叱る時は、父親に甘える姿が理想の様に思います。
甘えさせるのと、甘やかすのは違います。
時には毅然とした態度も必要です。


11.休みの日は家族の食事を作りましょう。

それだけでも、妻の負担は削減されます。
お父さんの料理に子供たちもきっと喜んでくれます。
その為にも、料理をしっかり覚えましょう。


12.家事や育児にも積極的に取り組みましょう。

母親は子供の事で手一杯。
休日くらいは妻を手伝いましょう。
せめて最低でも、自分の身の回りの事は自分でやりましょう。
妻に自分のお世話をさせるのは、もってのほか。
いつまでも年をとった息子でいると、いつか愛想を尽かされます。




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Last updated  2011.10.18 12:53:59
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