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今から、大学から指定された芝居を観に行きます。
能です。 国立能楽堂でやるそうです (-。-;) 疲れるよぉ~ せっかく劇団の稽古がお休みなのに、ゆっくりできません。 とほほ(T_T) しかしまぁ、最近思うことは… 小劇場は捨てたものじゃない。 4月から大学で演劇の勉強をして、はや4ヵ月ちょっと。 その間、様々なことを見たり聞いたり感じたりと… そして今の演劇界はだめだとか、小劇場界は終わってるだとか…そんな重く暗いことが妙に頭にこびりくっついてしまってたんです。 が、今回。 自分が高校時代に出会い、感銘を受けた劇団の手伝いをすることになったわけですが… どうやら、そのこびりくっついたものは落とせそうです。 なぜ、今の演劇界及び小劇場界がダメとか言われるのかと言えば、単純に言うとつまらなくなってきたのです。 作り方が単純。 つまり、よく一般の皆さんが目にする大衆演劇。 そうですねぇ、ジャニーズの○○○君が出てるだとか、とにかく有名で人気のあるスターを1人置いて作られる芝居。 そういうのは、アイドル性を最初に打ち出して、お客を呼び込み、一定の収入を得るわけですな。 この場合、そのアイドルが中心なため、他のところには金を回さないのです。 当然ですよね(-。-;) 極端な例を言えば、アイドル1人いれば成り立つので、その外のキャスト、スタッフなんてのはそれほど有名なところを使わずに、低予算でできるのを使う。 さてさて、果たしてお芝居のクオリティはどうなんでしょうかね。 次に、ベテラン俳優の怠惰。 何気にこいつが一番厄介かも! 長年芝居で生きてきた役者は、無意識のうちに本気でやろうとしなくなってきている。 いつの間にか、この辺の真剣度合いでいいやと演技をするようになる。 テクニックで演技をして、流してしまうんですよ(T_T) しかも質の悪いことに、お客さんはベテランに対して愛着をもってるわけで、多少手を抜いた演技をしても気づかない。 そうなると、ベテランは自分の演技の質を徐々に落としていくんですね。 気づかずに… しかも、かなりのベテランとなると、演出が注文しても受け付けない。 お前に何がわかるとでも言わんばかりに、聞く耳を持たないんです。 これは、先に論じたアイドルにもある。 自分がいれば金は入ってくるので、アイドルは横柄な態度に出て、演出の真摯な言葉を聞けない。 さらに、演出も強くアイドルに対して言えない。 まぁ、以上に述べただけでなく、まだまだ問題があるんですよ。 観客の演劇教育とか、演劇人の社会保障だとか、演劇教育とか… 挙げたらきりがない(;_;) さぁ、ここで話を戻します。 そんなあれこれ問題がある中、お手伝いしてる劇団は挑戦しとるのです。 いつの間にか、テクニックで芝居をやろうとしてるの打破するために。 この試み、相当勇気がいるものです。 だって、別にそんなの改善しなくてもお金は入ってくるんですよ。それなりに有名どころなのに。 でも敢えて、それを改善するために稽古をしてるのを見て、僕は目頭が熱くなりました。 まだ、演劇界は捨てたものじゃないと! さて、新時代を担うそれなりの演劇教育を受けている僕は、これからどう進むんでしょうか? わからんねε=┏(; ̄▽ ̄)┛ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2006年09月15日 18時01分40秒
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