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国立新美術館で開催されていたルノワール展。 会期は4月27日~8月22日と4ヶ月ほどありましたが、なかなか都合がつかず、終了数日前に行くことができました。 久しぶりにやってきた六本木の国立新美術館。 この日は大気の状態が不安定で、今にも雨が降り出しそうな黒い雲に覆われていました。 右側がチケット売場です。 展覧会の終了間際は混雑すると言われますが、平日だったこともあり、チケット売場も会場への入場へも待ち時間はゼロでした。 パリのオルセー美術館、オランジュリー美術館所蔵の作品が103点やってきました。 この展覧会の目玉は、看板にもある「ムーラン・ド・ラ・ギャレットの舞踏会」。 ルノワールの代表作であり、印象派の最高傑作とも言われる作品が初来日です。 このような大作が日本にやって来たら、印象派ファンとしては見逃すわけにはいきません。 いつ来ても斬新な国立新美術館。 ちょうどお昼時に到着したので、1Fのカフェはほとんどの席が埋まっていました。 会場には待ち時間無しで入れましたが、中に入るとかなりの人。 それでも、順路に沿って見ていけば、各作品ゆっくり見ることができました。 1章から10章まで、それぞれテーマ・年代ごとに作品が展示されて見やすく、理解しやすい構成になっていました。 オルセー美術館やオランジュリー美術館で見て印象に残っている作品も何点かありましたし、おそらく見たと思いますが記憶になかった作品もありました。 それでは、印象に残った作品の感想を残しておきたいと思います。 ムーラン・ド・ラ・ギャレットの舞踏会 この展示会の目玉である「ムーラン・ド・ラ・ギャレットの舞踏会」の展示にはたっぷりとスペースが取られ、後方から見るゾーンと歩きながら間近でみられる通路のゾーンに分かれていました。 この作品は何度見ても素晴らしい! 描かれている人々が生き生きしていて、ダンスホールのざわめきが聞こえてきそうです。 左:田舎のダンス 右:都会のダンス 「ムーラン・ド・ラ・ギャレットの舞踏会」と並んでルノワールの代表作とされる「田舎のダンス」「都会のダンス」もじっくり見てきました。 「田舎のダンス」の女性は後にルノワールの妻となり、「都会のダンス」の女性は後にユトリロの母となったそうです。 ピアノを弾く少女たち ルノワールの作品の中でも特に好きな「ピアノを弾く少女たち」も展示されていて観激です! 同じ構図で何バージョンかありますが、初めにメトロポリタン美術館で見て目が釘付けになり、その後、オルセー美術館、オランジュリー美術館で異なるバージョンを見てさらに好きに。 このオルセー美術館のバージョンは、他の作品よりも赤と緑の対比がはっきりしているように思います。 ジュリー・マネ この展示会で特に印象に残った作品は、「ジュリー・マネ」。 ベルト・モリゾの娘ジュリー・マネがネコを抱いている作品なのですが、少女の表情が神秘的で、抱かれているネコちゃんのカワイイこと! 笑っているように見えませんか? マルモッタン美術館で企画展をじっくり鑑賞してファンになったこの少女の母:ベルト・モリゾの作品も展示されていました。 「ムーラン・ド・ラ・ギャレットの舞踏会」が来日しただけでもすごいことですが、「田舎のダンス」「都会のダンス」をはじめ「ピアノを弾く少女たち」や「読書する少女」などの多くの名作が展示されていて非常に見ごたえのある展覧会でした。 この時期にオルセー美術館を訪れた人はガッカリしたのではないかと思うほど。 ルノワールの作品は、色彩が美しく、ふわっとしたあたたかみがあり、見ていると幸せな気分になります。 ゴッホやモネと同様、国内外の美術館では特別時間をかけて鑑賞する画家です。 売店は大変な混雑で、商品を手にとるのに人をかきわけなければならず、レジも長蛇の列でした。 もみくちゃになりながら(笑)、何点かお持ち帰りしてきました。 2017年カレンダー 1月「ジュリー・マネ」、3月「ピアノを弾く少女」 来年は一年中ルノワールの作品を目にしながら過ごすことができます。 祝日は日本のカレンダー対応です。 クリアホルダーとポストカード 美術館を出ようとしたら、外は土砂降り。 館内で少し雨宿りして、降りが弱くなったところで東京ミッドタウンへ。 カフェで一息つきました。
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