「当たり前のこと」をやる。

2007/11/14

中３生の「受験生」のみなさん。
あと４ヶ月で県立高校入試ですよ。
「まだ」４ヶ月ある？
「もう」４ヶ月しかない？

さて、４ヶ月前のあなたを振り返って見よう。
今年の７月頃の自分だよ。
この４ヶ月間で君はどれくらい成長した？
どれくらい成績が伸びた？
どれくらい知識が増えた？

昨日と今日の君が同じなら、４ヵ月後の君はやはり今日と同じだよ。

意識の中で、
「今日の自分より明日・明後日の自分を見てくれ」
の意識を持たない限り、志望校合格は絵に描いた餅に終わってしまうよ。

例えば、野球の話をしよう。
中1から野球部で頑張り続けている子と、野球を全くしない人との差は３年間で大きな差になっているよね。

たった１日、野球の練習をしたからって昨日より格段に上手になったわけじゃない。
しかし、１ヶ月もすると、野球を始めたころより上手になっているのが自分でも分かる。
４ヶ月もすると、誰が見ても技術の差は歴然としてきます。

そう、あと４ヶ月。
今日１日勉強したからって、すぐ勉強できるようになるわけないよね。
でもね、４ヶ月続けてごらん！
入試当日は仲間たちとは歴然とした差が付いているよ。

何でもそうだけど、ちょっとかじったくらいでその道を制覇することは出来ないんだよ。

あの世界トッププレーヤーのイチロー選手でさえ、試合前には入念なストレッチ体操を２時間もかけてやるんだよ。毎日ね。
それを、「プロだから当たり前のこと」と決めている。
「当たり前のこと」を「当たり前」のようにこなすところが彼のすごいところだよね。

君たちは「受験生」なんだから受験のプロを目指してよ、「当たり前の受験勉強」を「当たり前のように」やるんだよ。文句一つ言わないで。

君たちのお父さんもお母さんも、出勤時間が来れば「当たり前のように仕事に出かけ」「当たり前のように働いてくる」。それぞれの仕事に対してプロだからね。

君たちは、与えられなくても自ら「当たり前」のように勉強して欲しいな。

「当たり前のこと」になると、「当たり前のこと」をやらなかったら気持ち悪いんだよ。

毎日、「歯磨き」するように・・・・
毎日、「風呂に入る」ように・・・・
毎日、「ご飯を食べる」ように・・・・ね。

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Last updated 2007/11/14　05:43:56 PM