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February 24, 2011
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ジーン・ワルツ.jpg
 現役医師にして作家の海堂尊原作。様々な問題を抱えた現代の産婦人科学会に、敢然と立ち向かう孤高の女性医師の姿を、「NANA」大谷健太郎監督、「Dolls」「パーマネント野ばら」菅野美穂主演で映画化。

 
 「このミステリーがすごい!」大賞にも選ばれたベストセラー小説が原作なだけに、ストーリーそのものは申し分ない。しかし小生自身、鑑賞後に劇場のポスターで初めて「ミステリー」だと知ったぐらいで、確かに、言われてみればそんな要素もなくはなかったが、よく出来た医療ドラマとは思うものの、わざわざそこに括る必要があったのか、少々疑問。
 ネタバレになるので詳しくは書けないが、ほとんど抑揚なく淡々と物語が進むせいか、いわゆる「謎」とされるであろう部分が判明されても、正直「へぇ」としか思えず、むしろ、(非常に雑な例えだが)「凹」はともかく、肝心の「凸」はどうやって調達したのか、そちらの方が気になってしまった。
 まさか「あの後」に、こっそり回収したとか?「アレ」は長期間酸素に触れると死滅すると聞いた事があるが、その辺は大丈夫だったんだろうか。

 また、まったく個人的見解を書けば、どうにも主人公の女性医師が理想だけを追い求めすぎて、産婦人科医療の抜本的、且つ現実的な問題解決策に到ってないように思える点が気になる。
 作中でも度々語られる事だが、全ての妊婦を24時間体制で100%受け入れる場を作るためには、当然資本と、それなりのスキルを持った人員が必要のはず。そのどれもが不足しているからこそ、産婦人科のはじめ多くの医療現場で本作のような問題が発生しているのではないのか。
 それこそ本作のラストのように、設備も人員も足りない状況での、複数患者の分娩が必要な事態が、このあとも少なからず発生する事が目に見えているだけに、ただ理想と志だけで突っ走ってしまうのは、あまり感心できない。
 「クール・ウィッチ(冷徹な魔女)」とあだ名される彼女なら、もう少し冴えた方法もあったんじゃないと、素人ながら勘ぐってしまう。
 

 まあとはいえ、上記したとおりストーリーは決して悪くなく、役者陣も芝居もなかなか。特に主演の菅野美穂は、毅然とした冷静さの中に、母性と女性らしい柔和さを兼ね備えた役どころを、完璧にこなす名演技を観せてくれた。
 その昔はイグアナの娘だったり、桜っ子クラブさくら組だったり(「クレヨンしんちゃん」のEDも唄ってたりする)の彼女が、いつまにかこれほどの名女優になっていたとは。
 「『告白』の松たか子とカブる」という意見も一部目にするが、だとしても素晴らしいものは素晴らしい。これで国内外、何らかの映画賞で主演女優賞を獲得しなかったらウソだ。

 
 これから先、産婦人科のお世話になる事はまずありえず、もちろん医者になる気も、その可能性も120%皆無の小生だが、出産のシーンは理屈抜きに胸が熱くなってしまった。
 医療ドラマがどうこうというより、これから親になる予定の人や、すでに親になっている人なら、間違いなくこみ上げてくるモノがあるはず。
 
 だからみんな、産む気がないならコン〇ームつけようぜ!! 
(そういう事じゃない)


 そんなわけで、小生の、この映画に対する評価は…、
 
 ☆☆☆★★

 星3つ!!





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最終更新日  February 24, 2011 09:14:58 PM
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