なんでそうなるの

カレンダー上では　連休再開の今日　　やっと仕事が一段落しそうです

やさしい同僚に　やさしくチェックしてもらい　数カ所やり直して　どうやらパス　です

この連休を利用して　介護保険の今年４月改定分で　不合理な事例を　ｂｌｏｇにＵＰしようと思っていたんですが　準備する時間が　なかなかとれません

そうこうしていた昨日のことです
ある　自治体の介護保険担当者から　電話がありました
「要介護３の人が　要支援２に落ちた人がいるが　現在介護ベッドを使っている
介護予防でも　そのまま継続使用してもらいたいので　モニタリングしてきてほしい」
（えっ　最近福祉用具のモニタリングは　自信ないなあ）
「はい　おやすいご用です」
「ついては　所定の手続きをして　資料を取りに来て下さい」
（この忙しいのに　もう一つ仕事が増えるのかい）
「出来るだけ早く　手続きします」

大嘘つきの自分を呪いながら　同僚に書式を作ってもらい　別の同僚に届けてもらい
資料を見て　ビックリ　　しました

寝返り・起き上がりが　何かにつかまれば出来る　になっているのです
こういう状態の人は　私たちの感覚では　当然　介護ベッドが必要な人が多いと思います
要介護状態・要支援状態で　日常的に起き上がり・寝返りが困難な者　には　介護ベッドを使っていただけるのですが

４月の改定以降　要支援の人で何かにつかまれば出来る人　は　日常的困難な人と認めない　と　県が　事業者の説明会で断言してあるようなのです（私は　サボりました）
つまり　要支援で何かにつかまれば出来る状態になれば　介護ベッドが使えないのです

私の同僚も　他所のケアマネさんも　そう理解しております
県の説明の通りなら　当然　このお客様は　今のままでは　介護ベッドは　継続使用できません
いくら　保険者（自治体）　ケアマネ・事業者が　この人に必要だと思っても　それだけではだめだ　と　言うことになっています
厚労省では　こんな状態の時には　新しく要介護認定の申請をまずすべき　とＱ＆Ａで　回答しています

で「県は　説明会でこの状態の人はダメ　といったそうですよ」と自治体の担当さんに言うと
「県と打ち合わせをして　該当する　という返事もらってるんです」
「え～　ダブルスタンダードですよ（これが　いいのなら　他も認めてやってよ）」
「僕は　この人の状態で　一度に３ランク下がったこと自体 少しおかしいと思っているのです」
うん　もうこれ以上　お役人に　本音をしゃべらせるのは酷というものです

この担当さんは　保険者（自治体）の責任で　この客様の　認定の不備を是正しようとしているようです
なるほど　その為に　追加資料がいるんだ

では　私は　喜んで　モニタリングに　行かせていただきます
これも　厚労省が行った　その場しのぎの介護保険改定の　ひずみの是正につながる仕事です
状態をしっかりと見定めて　例え　介護予防でも介護ベッドが必要か・そうでないか　また　予防ですむような状態であるか・無いのか　事実を　報告いたしましょう

だけど　引き受けたあと　よく考えれば　連休中なんですよ　世間は
３日は　仕事
明日４日は　竹の子掘りの実習に誘われてるし
５・６・７は　マリンさんのお守りをしなければならんのです

仕方がないから　向こうさんの　都合が良ければ　マリンさんを連れて行くことにしましょうか
けれど　あんな山奥で　ジャッキー君のように　マリンさんを　迷子にしてしまったら
私が生きているうちには　会えないかも知れない　です

なんせ　マリンさんは　足が短いので　帰ってくるのに時間がかかりそうで