ストレイト・ストーリー

コーエン兄弟の作品・・・なのでそういう感じなんだろうなぁ～とは思っていましたが・・・
期待を裏切らず、まさにらしい作品でかなりず～んとテンション低くなるやりきれない作品になってました。。。


ノーカントリー　スペシャル・コレクターズ・エディション / トミー・リー・ジョーンズ


コーエン兄弟初の原作を用いての作品です。
どんな作品化は全く知識なくて、アカデミー賞４部門取ったという事は知ってました。
久々にレンタル屋さんに行って作品を探してる時、この作品が目に止まりました。

でもまあきっと楽しい作品では無い事は確かだとは思ってました。
そして観た結果・・・「なんだ～この救われない作品は～！！」と終わった後、ぐったりでした^^;

テキサス州～ニューメキシコ州～ベガスを舞台に作られたこの作品。
これらの景色もさすがのシチュエーションでした。


狩りの途中で死体に囲まれたトラックを発見し大量のヘロインと200万ドルという大金を見つけた、モス（ジョシュ・ブローリン）は、危険を感じ、一時は家に帰るがやなり、夜に気になりトラックへ戻り、金を持ち帰った。

だが組織が雇った殺し屋の・シガー（ハビエル・バルデム）の執拗な追跡に、モスは
命の危険を感じる。
どこへ行っても確実にやってくる殺し屋。
一体どうして？
何にも決して屈しないシガーは戸惑いもなく邪魔な人間を次々殺して行く。。。

果たしてモスは逃げ切れるのか？そして保安官のベル（トミー・リー・ジョーンズ）は
モスを助ける事が出来るのか？


とにかくこの作品の中心はハビエル・バルデム演じる・シガーの脅威です。
とにかくしつこい！しかも確実に、モスに近づき邪魔なものは排除する。というとんでもない
殺人マシーンです。

久々に救われない廃墟感の残る作品を観ました。
さすがコーエン兄弟です。
は、知ってはいましたが・・・ほんとに・・・もう脱力です・・・<(;￣ ･￣)=3 ﾌｩ...


そして思ったのがトミー・リー・ジョーンズですが、何の為にいたのか分からなかったのは（爆）私だけですか？
全くもって私には理解不可能（苦笑）ですが、原作の小説を忠実に～と書かれているので
原作にこの役があるんでしょうね。。。

以前見た昔の映画「イージー・ライダー」韓国の「オールド・ボーイ」に並ぶ衝撃の作品になった事は間違いありません。


平凡な毎日に衝撃が欲しい方にはこれらの作品はお勧めです。
全て違う種類の衝撃ですが（苦笑）、間違いなく観た後に溜息と脱力感を味わう事は間違い
無いでしょう。