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カテゴリ:構音障害
発話明瞭度1レベルで、軽度構音障害の方の構音訓練を行なっています。
日常会話は十分通じますが、ご本人にとっては、今までのように早口でしゃべりにくく、呂律がまわらない状態です。 発話特徴としては、 「~られる」などの発音で、音の渡りの障害がある。 /s/、/t/、/r/で、音が歪む場合がある。 口腔器官の運動では、 口唇・舌の可動範囲はほぼ良好で、口唇の横引き時のわずかな左右差のみ。 舌の前・左右・上方向の筋力は十分(300~500gレベル) 舌の巧緻性に問題があるように思うのですが、発話特徴としてあらわれている音の渡りの障害と、音の歪みに直接対応した音読を中心に訓練プログラムを立てています。 つまり、不得意な音が多く含まれている文の音読を行っています。 このような方法が効果的か、検討中です。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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訓練て考えるの難しい
(2010年05月25日 22時47分44秒)
そうですね。訓練につながる評価も難しい。。
(2010年05月27日 00時11分17秒)
国試浪人してようやく、働くことに、、まだ働き出したばかりなんです、患者さんをもつことになったのですがスクリーニングをとったあとなにをしたらよいかわかりません、、訓練立案はどのようにされてますか?なにをみたらいいのかとかもうパニックです(T . T)私には向いてないのかなと思われてしかたありません
(2015年11月30日 21時46分07秒)
ムーミンさん
お返事、遅くなりました。 初めは誰でも、そのようなものだと思います。とにかく、(STを)続けていくことが大事だと思います。 構音障害の評価・訓練に関して言うと、AMSDなどの標準化された評価方法を実施すると、その評価結果(問題点)から、訓練へとつなぎやすいと思います。書籍でいうと、「ディサースリア臨床標準テキスト」「ディサースリアの基礎と臨床 (第2巻)」「ディサースリアの基礎と臨床 (第3巻)」などが参考になると思います。 (失語症、高次脳機能など、全分野のことでしょうか?) (2015年12月03日 21時30分03秒) |
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