言語聴覚士、勉強中!
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前向性健忘のある高齢の患者さんに記憶の訓練を行なっています。 前向性健忘の程度は、30分前に実施したPT訓練を「実施したこと自体」忘れていることがあります。また、昼14時ぐらいに昼食を食べたかどうか忘れていることがあります。 日常会話はスムーズで、お話しすると、年齢相応程度にしっかりされている印象があり、そこまでの前向性健忘があるとは思えない方です。 目的 日常生活で忘れることがあっても、部屋に貼られた注意事項をみて、行動できるようにする。 方法 指示書を何枚か作り、その指示書通りに作業を行ってもらう。 例えば、 「1.左のカードをそろえて下さい。」 「2.右の計算をして下さい。」 「3.今の時間を書いて下さい。」 「4.右においてある用紙に住所と名前を書いて下さい。」 : 「9.今日のリハビリはこれで終わりです。一緒に部屋に戻りましょう。」 訓練状況 正しく最後まで実施可能なことが多いが、途中で指示書を見ることを忘れることがあった。 例えば、2.計算を実施後、指示書を見ること自体を忘れ、目の前にある指示書が視界に入り、指示書を見ることを思い出す場面が見られた。
記憶の訓練 その1 2010年05月29日 コメント(2)
見当識 その1 2010年05月19日 コメント(3)
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