3年前と2年前と1年前に、急性期のSTとして、病態や治療の勉強項目をあげ、進捗を確認しています。
現状です。
◆カルテ用語の理解
カルテを読んでいても、内容自体がわからないことは少なくなりましたが、既往の内科疾患や整形疾患などわからないこともあるので、出てくる度に調べています。
このまま続けます。
◆脳画像
1年前と比べて大きな進展はありません。
4か月前くらいに、脳画像の講習(2日間)を受講しました。深く考えないといけないと改めて思いました。
新患の担当となったときに、画像よりも、先に医師の画像所見を見てしまうことが多く、その先入観で画像を見てしまっています。
画像をまず見てから、自分の考えがあっているか、医師の所見を見るようにしていきたいと思います。
◆点滴・薬
新薬やジェネリックは続々と出てきますが、出てくる毎に調べるようにしています。
良く使う点滴や薬はわかりますが、過去に1度か2度しか出てきていない薬は再度手帳を見返す感じです。
◆検査値
血液検査の7~8割の項目は理解・記憶しているつもりです。
また、半分程度はおおよその上下限値も記憶しています。
病態と検査値と薬を関連させながら、確認しています。
◆ウォーターバランス
急性期では医師や看護師が計算している状況を確認する程度です。
回復期で、経鼻経管栄養+経口摂取の患者さんに対しては、一日の水分量の計算を栄養科の方とともに考えながら検討しました。
◆栄養
病院として「リハビリテーション栄養」に取り組みだしました。中心的な担当者のうちに入っています。
回復期の患者の体重管理と栄養管理を行っています。(今度、詳しく書きたいと思います。)
◆血圧・脈
進捗なし。
不整脈について、離床判断が曖昧になっているため、復習が必要。
◆肺レントゲン
進まず。最近、呼吸関連の患者さんを担当することが少なく、肺レントゲンから遠ざかっています。講習会の復習が必要。
◆心電図
進まず。一旦、基本的な机上の知識は得ましたが、忘れていることが多いです。
復習と、この波形ならどういうリスクがあるかを勉強していきます。
◆ドレーン管理
脳槽ドレーンについて、再度復習しました。次回、そういう患者が担当になったときは、知識の定着を図ります。
リハビリのリスク管理としても、大事な項目です。
いろんな知識があっても、「結局、医師の安静度の範囲でできることをするだけ」とも言えますが、患者の病態的なバックグラウンドを理解してリハビリを行うのと、そうでないのは、異なると思います。特に、安静度が「リハビリに合わせて離床可能」となっている場合は、上記の知識は必要となってきます。
これからも、急性期の勉強を続けていきます。