スクリーニング時のPT・OT・STの説明
初回スクリーニング時に、言語聴覚士であることと、これからリハビリを担当させて頂くことを説明します。日常会話が可能な方へは、自己紹介をし、リハビリが3部門あることを説明します。「歩くほうのリハビリ」(PT)と「手の運動のリハビリ」(OTは、高次脳機能のリハビリも行いますが、このスクリーニング時には簡易的にこのように説明することが多いです)STの説明としては、「私の方は、しゃべる方と、飲み込みと、記憶や集中力とかの頭の機能を担当させていただいています。」と、それぞれ、口と喉と頭を指しながら説明します。あらためて、自分の言っている言葉を文章にしてみると、これで正しく伝わっているかとも思いますが、この時点では、3部門の分け方はこういう感じですと伝わればよいかと考えています。高次脳機能に関しては、注意、構成など他にもありますが、「記憶、集中力」というのがわかりやすく、概要を伝えているかなと思っています。患者さんのほうも、入院されたばかりで、少しの混乱があったり、ぼんやりされていることもあるので、2日目にもSTの担当範囲の説明を再度行います。