それは、Z。海戦前夜に思ふ。
いよいよいよいよ・・・・・・おやぢは踊りません。なのに、『何をのぼせているんだぁ?』なんて言われています。Yosakoiソーランを「ただのダンスコンテストだろ?」という人がいます。「踊り如きが、何を夢中にさせる?」様々な意見をもらっています。一所懸命なのは、競技スポーツでも同じ。また、日常の仕事や家庭での出来事も同じ。個々の生活環境は違っても、祭りに参加してくる148チームみんなが真剣勝負を挑んでくるだろう。同じ長崎県でも、FUKUEと同じ離島のチームは他にもある。「FUKUEに、何がある?」佐世保は、それを探す「旅」のような気がする。仕事や家族の生死や身体のハンデや進学や収入や諸々。他のチームの参加を断られたり、今年は不本意な立場で本祭を迎える人。ここに居場所を見つけたり。そして生活の糧としている人達。ファインダーの向こうに見えるのは、何なんだろうか?ここにある「旗」がFUKUEには一番相応しいと思うおやぢ。アルファベットの「Z」。「皇国の荒廃、この一戦にあり。各員一層奮励努力せよ。」(日本の将来は、この戦いにあります。みんな、一層頑張って努力しましょう。)日露戦争の日本海海戦のとき、戦艦三笠艦上に掲げられた、旗。無敵を誇るロシアのバルチック艦隊に対し、数的に不利だった日本の連合艦隊。絶対的不利な中、勝った。おやぢは戦争反対!ラブアンドピースではある。しかし、今の彼や彼女たちに必要なのは「勝利という結果」なんだと。Zの後には、文字はありません。後がないという意味もある。この瞬間、1対147になる。みんな「勝ちたい」と思っているはず。自分や家族や友人のために「勝ちたい」と。僅差の勝負だと思います。その「思い」をこの旗に込めたい、おやぢです。26日の夜、この顔たちを見たいと思っています。