Studio Kanna．

２０１１年３月１１日に、東日本大震災が起きて
もうすぐ１か月がたちます。

死者行方不明者数・・・。
ニュースで報道されるたびに、悲しい気持ちになります。 

被災された方々が、いまだ避難所で不便な生活を強いられている方々が
たくさんいらっしゃるのもニュースで知っています。

最低限の物資さえ十分になく、苦労されているのも知っています。

原発周辺で、精神的に苦しみながら避難生活を送っておられる方達が
居るのもニュースでみました。
原発で、必死で、事態を収拾させようとしている方々が居ます。

そして、現場で頑張っている人たちのインタビューや、
応援している人たちのインタビュー、
世界中から集まったメッセージや、子供たちのメッセージ。
心に響いて、涙が出てきます。

自分が出来ることの少なさに、悔しい気持ちになります。

私は、初め、被災者の方の事を思って、
質素にするべきだと考えていました。

だけど、１週間目くらいからは、被害のない私たちは、
普通に暮らして行くのが大切なのだと思いました。

もちろん、普通に生活できていない方が大勢いることを忘れてはいけません。

そして、何もできない自分が悔しくて、
普通に生活していくことにすら罪悪感を感じます。
いっそ、被害にあってしまえばよかったと思った日もありました。

今回の地震は、被災された方はもちろん、
被害がなかった人たちにも、心に大きな傷跡を残したのだと思います。

ダッフィー愛好家の私としては、今回の地震で、TDRも被害があり、
いまだ、再開されていません。

春休みに、TDRに行くことを楽しみにしていた子供たちは、
旅行に行けなくなり、どんなに悲しい気持ちになったでしょう。
大人だって同じですよね。ディズニーの精神を持っていたとしたら、
きっと、TDRを運営している皆さんも、キャストの方たちも、
大勢の人に夢を与えられくて苦しいでしょう。

私は震災前から、偶然にもダッフィーコスチュームの型紙を
配布していたので、希望される方には元気になってほしいと思って
型紙の配布を続けてきました。

しかし、システム上、配布に時間を頂かないといけないことに、
悩んでいました。

そこで、今回、簡単にできる衣装の製図を公開することにしました。

いろいろ、考えたのですが、息子とも話して、
日本のお祭りには欠かせない、「はっぴ」はどうかなぁって思いました。

はっぴでHappy　って、ダジャレがきっかけです。

簡単にできます。
私は裁断から仕上げまで、１時間くらいだったので、
初心者の方でも半日はあれば出来ると思います。

型紙の配布待ちの間とか、洋服はハードルが高いなぁって方、
簡単に出来るので、いちどトライしてみてくださいね。

私が型紙をお分けすることで、経済が動けばいいなと思っています。

子供たちが笑顔になってくれたらいいなって思っています。

友達や、家族や、恋人が、幸せな気持ちになってくれたらいいなって思います。

そして、被災していない地域から、被災地へ元気が伝わればいいなって
思っています。

私も、募金します。

買い物に行きます。

東北のお酒、飲みます。

コスチューム作りも辞めないし、型紙の配布もします。

だって、それしかできないから。

皆さんに支えられて、ホームページもブログも、更新、頑張ってきました。

これからも出来る精一杯します。

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