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カテゴリ:住まいの電磁波対策
人と環境に優しい安心の住まいづくりはスタジオ・センスへ ★10月20日「木質ペレットふれあいフェスタ」開催 いつもブログを読んでいただきまして有難うございます。 スタジオ・センス山本です。 今日は床暖房と電磁波の関係について。 まずは、オールアース住宅を運営されているレジナ社の 島内さんのブログから。 ↓ここから 測定をご依頼いただいた経緯は、奥様が極度の頭痛があり、 これまでにいくつかの権威あるお医者さんにも見てもらっ たが原因不明。しかし、海外などに行くと、嘘のように痛 くない。 これは自宅が問題では?とご主人がいろいろと調べられて 電磁波測定依頼をいただきました。奥様はもともと定期的 な偏頭痛はもっていたそうですが、8年前新築、引越をし てから明らかに症状が重くなり、そしてその症状が毎日に。 大変辛い思いをされているようでした。 現在は、処方していただいた頭痛薬を常時携帯し、痛みを 誤魔化ながら生活をしているとのことでした。 早速、木造2F建てオール電化のご自宅を測定をしてみると、 2F居室などは床、壁で強いところで100V/m(ボルト・パー ・メーター)。それでも奥様の寝室のベッド上は15V/m程度 であまり心配がありませんでした。 しかし、1Fダイニング、リビングは空気中で230V/mもの数 値がありました。 ガイドラインは25V/mです。 家電などからこれくらいの数値が出るのは普通ですが、空気 中ですと高すぎます。原因を探るため、床面を測ると、なん と1,580V/m。 今までに見たことのない数値で、測定器の故障?かと思いま したが、確認しても測定器は正常。 1F床下には配線が入るケースは少ないですし、入ってもせい ぜい200~300V/mが概ね床の数値です。(200~300V/mでも 十分強いんですが・・・) このとんでもない数値の原因は、床暖房でした。 (床暖房でも機種によって数値は異なります。ここまで強いの は稀です) 夏なのに床暖房? 不思議に思われるかもしれませんが、電圧がかかっているだけ で発生する電磁波の電場は、床暖房を使用していなくても、常 に発生しているのです。 ここからが最大の問題です。 床面からそれだけの電場が発生していますと、 その床の上に立つ奥様の身体には、なんと1,820V/mもの電場 が帯電していました。 ガイドラインの73倍です。 人体は電気を集めやすいので、発生源より強くなっています。 それでも安心してください。 対策は簡単です。 分電盤の床暖房専用回路スイッチを切れば解決です。 専用回路のスイッチだけ切ると、見事数値が落ちました。 その瞬間、なんとなく空気感も違う感じがしました。 そのはずです。 パソコンで概ね500V/m。冷蔵庫で600V/m。 今回は、15帖ほどのダイニングリビングの床面全体から常 に1,500V/m出ていたのですから。 そして体には家電製品よりも強い1,800V/m。 ダイニングで食事をし、お茶を飲んでゆっくり過ごし、リビ ングでパソコンをしたり、毎晩、0時1時までテレビを見てか ら就寝されるという奥様。 365日、1,800V/mの電場が帯電していました。 今後は床暖房を使用せず、常にスイッチ回路を切って生活し ていただき、様子を見ていただくことになりました。 これだけ強い電場を常に帯電していたとなると、この電場が 症状の原因である可能性は非常に高いと考えられます。 「この家には爽やかな朝がない」と仰っていた奥様。 少しでも体調が改善され、何事もない普通の生活を取り戻し、 爽やかな朝を迎えていただければと願っています。 そして忘れてはならないのが、ご主人様は今のところなんと もないということ。当然、同じようにストレス(負荷)は受 けているのですが、影響を受けやすい人とそうでない人と個 人差があります。 特に、女性が影響を受けやすい傾向にあり、女性ホルモンと の関連が現在研究されています。 男性の皆様、女性がどうにも原因不明の体調不良を訴えてい る時、男性では分からない、そして目に見えない電磁波の影 響である可能性もあることを、頭の片隅に入れておいてくだ さい。 今回の奥様には経過をご報告いただくことになっていますので、 またブログでお伝えできればと思います。 ↑ここまで 床暖房のある床の電場が1,580V/m。 恐ろしい数値です。しかもその上で生活している人の体を測定 すると1,820V/mと数値が上がることも見逃せません。 現在リフォーム中で、先日2Fの子供部屋で電磁波対策を行なっ た現場でも同じようなことが確認できました。 いずれもガイドラインは25V/mということを頭に入れてご確認 ください。 ↓電磁波対策前の床(126v/m) ↓電磁波対策後の床(15v/m) ↓電磁波対策前の床に立つ人間(196v/m) ↓電磁波対策後の床に立つ人間(16v/m) 我々の現場で行なった実測値からも人体は電気を集めやす く、電磁波の発生源より数値が高くなるということがわか ります。 数十年前の住宅に比べ、電化製品の普及等がにより電気配 線が家の中を縦横無尽に走り回っている現在の住宅。 ホルムアルデヒドなどを原因とする室内空気汚染で発症す るシックハウスは今でこそ多くの人が知っている事実です が、家の中の「電磁波」が住まい手の健康を阻害する可能 性を大いに秘めているということはあまり知られていませ ん。 これから新築やリフォームをお考えの方にとって重要なこ とは、生活の器が変わることによるリスクを「知ること」 と、目に見えないリスクは「計測」するということ。 家族の想いが詰まった夢のマイホームで一生楽しく 暮らしていくために… スタジオセンスでは電磁波測定士の私が、既存住宅の電磁波 測定を実施したり、新築・リフォームの際の住宅電磁波対策 「オールアース住宅」をご提案しています。 お気軽にお問い合わせ下さい。 スタジオセンス キャンペーン情報 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2012年10月24日 09時15分24秒
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