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カテゴリ:カードゲーム
insidious1.jpg

pic936307_md.jpg
(BoardGameGeekより転載)

プレイ人数:2~5人
プレイ時間:30分くらい


トリックテイキングはこの世に山ほどあります。
古くから遊ばれているものも含めると相当な数になると思います。
多くはトランプで代用されたりして、ネットで探せばすぐに様々なトリックテイクが存在しているわけで。
名作「カッコーの巣の上で」の1シーンでも患者たちがトランプをしているシーンがありますが、あれは何をしていたのでしょう。「レナードの朝」の観察シーンでもありましたがあれはトリックテイクのような気が。。



今回ご紹介するのは、「インシディアス7」。
このゲーム、かなり面白いです。


insidious2.jpg

スートは5つ。各スートに0~7までの数字があり、全部で40枚。
勿論0が一番弱く7が一番強いんですが、このゲームのスートは色で分けられています。
画像を見てもらえばわかるように、
赤<黄<緑<青<紫の順に強くなっていきます。

そしてマストフォローです。
ここも少し変わった点ですが、このゲームはリードの人が出したカードの数字でフォローするのです。
こんがらがってきましたね?


例えば、リードの人(仮にモーガン・フリーマンとしましょう)が緑の5を出したとします。マストフォローなので5を出さなければなりません。ケビン・ベーコンは緑も5も持っていなかったのでフォローできず、紫の7を出しました。彼らしいですね。次のダスティン・ホフマンは緑は持っていませんでしたが黄色の5を持っていたので出さなければなりません。最後のショーン・コネリーは緑の2と紫の5を持っていたので「ザ・ロック!」と叫びながら紫の5を出しました。フォローできているうちで一番強いのは紫の5を出したショーン・コネリーなので、彼がトリックを取り次のカードをリードします。


といった具合です。
ダスティン・ホフマンとショーン・コネリーは同じ5でフォローしましたが、ショーンは黄色より強い紫の5を出したのでショーンの勝ちです。なんとなくわかっていただけたでしょうか。


そしてこのゲームは「インシディアス"7"」と銘打っている通り、7ラウンド勝負。
ではどうやって得点していくかというと、ビッドです。
このビッドが勝負を大きく分けます。

この手札なら4トリックくらい勝てるかな?と思って4ビッドしたい…ところですが、そんな勝手なことをしたらゲーリー・オールドマンに睨まれるでしょう。
このゲームは、そう簡単にビッドさせてくれないのです。

プレイヤーは手札に配られたカードの中から1枚を選び、伏せて自分の前に置きます。全員が伏せ終わったら、一斉にめくります。
その数字が、自分の宣言ビッドになります!
つまり、手札にあるカードの数字でしかビッドできないことになります。
そして、そのとき一番数字の高かった色(同数なら強いほうの色)が切り札のスートになります。

「おいおい今更切り札の話をさせられても・・・」という方にもう一度例を挙げましょう。


切り札は赤です。モーガン・フリーマンが緑の5を出したとします。マストフォローなので5を出さなければなりません。ケビン・ベーコンは緑も5も持っていなかったのでフォローできず、切り札スートの赤の0を出しました。何故か微笑んでいます。次のダスティン・ホフマンは緑は持っていなかったのですが赤の2を持っていて、それを見て「赤の2を持っているからケビンに勝てる!」と思いましたが、黄色の5を持っていたので出さなければなりません。最後のショーン・コネリーは緑の2と紫の5を持っていたので「ザ・ロック!」と叫びながら紫の5を出しました。フォローできているうちで一番強いのはショーンの出した紫の5ですが、ケビン・ベーコンの出した赤の0は切り札なので、彼がトリックを取り次のカードをリードします。


とこうなるわけです。
切り札はメイフォローではないので、フォローできないときにしか出すことが出来ません。

要するに、手札に同色がたくさんあってそれを切り札にしたいときは、そのスートの高い数字を出せばいいのです。もっと強いカードでビッドしている人がいたら悲惨ですが。。

insidious3.jpg
この場合は緑を切り札にしたいけれど、6や7も勝てるのだろうか・・・


そして更にもうひとつ。ビッドが成功すると「ビッド数+2点」が獲得できますが、ビッドを外すと、その差分がマイナス点になります。
これはオーバーしていても一緒。取りすぎてもいけないのです。
5とビッドしておいて6もトリックを取ってしまったら、せっかく7点獲得のチャンスだったのに、、と嗚咽が聞こえることでしょう。

「じゃあみんなで力を合わせて平和にビッドしよう!」としても、それはいけません。神の逆鱗に触れてしまう行為です。
その逆鱗は「Piikoルール」と呼ばれ、全員のビッドの合計が7になった場合そのビッドは流れてしまうのです!
そのときに一番高い数字を出していたプレイヤーは1点獲得。美味しい話かもしれませんが、再びビッドするときには別のカードを使用しないといけません。

協力プレイが無理なら、誰かを蹴落とすしかありません。確実にビッドして、得点を重ねるほかないのです!

そして7ラウンド終わったときの合計点で勝負です。



この変化しまくる様は、まるで現代社会のようなトリックテイク。だからこそ古代ドワーフ族がテーマなのでしょうか。
2転3転してビッドが読みにくいところが堪らなく楽しいんです。
大好きなトリックテイクの一つです!


ゲームフィールド:インシディアス7






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最終更新日  2013年10月08日 17時46分11秒
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