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週刊誌をたまに買うが、
買うときには基本的に読売ウィークリーを買うことにしている。
町田康さん、小田嶋隆さん、茂木健一郎さんがコラムを書いているからだ。

町田康さんが、
日本語についてギャグっぽくこんなことを書いていた。

最近では人々はウソをつくことに麻痺していて、
言葉の重みというものがまったくなくなってしまった、と。

ウソの側からの糸(表と裏をつないでいた糸)と
ホントの側からの糸(自分の願望と他人の事情をつないでいた糸)があって
どちらもひらひらとちぎれて垂れていると。

で、どちらが罪深いかというとホントの側からの糸で
これは例えば、
相手にとって「そんな無茶な」と思われる「間違い」を
「ご了承いただきます」と高圧的に言い切ってしまったり、
今の総理大臣のように自分のことだけ考えて強弁することで、
こうしたことは社会を蝕んでいるなぁ、と
町田康さんは書いている。

確かに「言い切っているフレーズ」はウケる風潮があるように感じる。
それがよく考えると責任逃れ、他責志向で無茶苦茶なことであっても。

そうした風潮の中、ダメ講師・ダメコンサルとしては
悩ましいのである。

もっと、確信を持って断言・強弁したほうがいいと
他人から指摘されたり、
(いいというのはビジネス上、いいということ)、
自分でもこの仕事で食っていく以上「そうなのかなぁ」と思ったりもする。

でも、人の人生を左右することにもつながりかねないことなどもあり
断言できないことも多い。(もちろんはっきり言う時はありますが)
「ある線から先は自分で考えてもらったほうが本人や会社にとってもいいやろ」
というケースも多い。
そうすると迫力がないとか、言葉に力がないとか言われる。

こんなことに悩むようでは、ダメコンサルなのだろう。僕は。

でも、町田康さんの文章とか内田先生のブログを読んで、
今年、不惑の歳を迎えるのにそんなことでいいのかとも思うのだが、
もう少しダメの線で悩んでみようか、と思った。






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最終更新日  2006年02月13日 23時12分35秒
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