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「杉の花粉」の独断と偏見に満ちた愛読書紹介コーナー

「杉の花粉」の独断と偏見に満ちた愛読書紹介コーナー

20 ちてきざいさんけん?

どん底・・・ちてきざいさんけん?

は流れる橋の下
 まるで二人の恋のように。
 は流れる橋の下ぁ~
 五木ひろし氏『愛の始発』ってらしい。

 「川が橋の下、流れんのは当たり前やろ!」
 「川が橋の上、流れてしもたら洪水やないかぁ!」
 「責任者出て来いっ!」
 ・・・
 「責任者出てきたら、アンタ如何すんの?」
 「・・・ゴメンて謝る。」
 尊敬?する今は亡人生行路師匠持ちネタである。
 だから・・・
 五木ひろし氏の歌だってことは知っていたが、歌の題名なんて知らなかった

 今から20数年前大ヒットした曲であるが・・・
 もし、今この歌再び『五木ひろし』が歌ったってヒットするのだろうか?

 でも、
 他の人勝手歌えないし、
 この歌勝手再プレスして再販することは許されない
 そう、著作権法抵触するからである。

 著作権法によると・・・
 著作権は、『著作者の死50年経過するまでの間、存続する』ってことらしい。
 が、この歌著作権を持ってるなんて知らないが、
 そいつ未だ生きてりゃ、少なくとも私が生きてる間には、勝手再販されることはない

 そして特許法
 中村修二教授以前勤めていた会社日亜化学工業を相手に、2001年に起こした『404特許訴訟』
 一時世間を騒がせた『青色発光ダイオード』の製造技術に関する特許訴訟である。
 一審東京地裁では「被告会社に対し約200億円支払い」を命じる判決がなされた。
 二審東京高裁では、『8億円の和解金の支払い』と云う和解勧告がなされ原被告共に受け入れ終結した

 中村修二氏自著により日亜化学工業社員時代を述べているらしい。
 「『青色発光ダイオード』の開発社長に直訴し、会社から約3億円開発費用の使用を許される。
 米国のフロリダ大学1年間留学後、日亜化学工業に戻り、約2億円程度するMOCDV装置の改造に取り掛かるが、社長の交代等もあり研究の取り止めを求められた。」とのこと。

 中村修二氏優秀な『頭脳』無くしては、多分『青色発光ダイオード』の開発は出来なかっただろう。
 でも、日亜化学工業合計5億円に上る開発費用等を拠出しなければ・・・
 例え、中村修二氏の優秀な『頭脳』が在ったとしても、『青色発光ダイオード』の開発は出来なかったんじゃないのか?

 研究開発のために企業膨大な費用投じている
 しかしながら・・・
 実際の企業収益に結びつく研究開発其れほど多くはないらしい。
 その割合は、製薬会社なんて5%に満たないと聞いたことがある。

 5%に満たない研究成果製薬会社存続していく
 その『5%に満たない開発者』が、上述の中村教授の様に特許権を主張したら・・・
 とてもじゃないが、製薬会社はやっていけないし、研究開発なんて一切出来なくなるんじゃないのかな。
 そうすれば『新薬』全く開発されず本来なら『生きられた人』『死んでいく』ことになる。

 米国の影響らしいが・・・
 余りに著作権特許なんて知的財産権を尊重し過ぎてはいないか?

 『研究開発に成功した者』『大ヒットを飛ばした歌手』にすれば・・・
 必死な努力の賜物であろうし、
 少しでも既得権益を守りたいと云うのは理解できる

 でも・・・
 彼ら『一人だけ』の成果じゃないだろう?
 研究開発膨大な『金』投入する企業
 業界中売って廻る芸能事務所

 関係者ミンナ必死な努力が合わさって・・・
 『女神』が微笑んで・・・
 初めて成功するんじゃないのだろうか。

 万年筆って・・・
 『開発者が特許を開放した』高校時代に聞いたことがある。
 書きやすい文具全ての人使ってもらうために・・・
 今、調べてみるとそういった表記はないので怪しい話なのだが。

 発明なんてモンは、矢張り世界中の人仕合わせのために開発して貰いたい
 そこ利益が生じるのは当然である。
 でも、『既得権益』保護され過ぎると・・・
 それ世界の人々苦しめ始めている

 アフリカ爆発的に蔓延する『後天性免疫不全症候群』の治療に当たっている国際医療団体が、世界中の製薬会社特許の開放求めたらしい。
 「単純薬の生産だけすれば1人1日当たり『数円』の費用済む」と云う。
 それが、特許料を払う『数万円』一気に高騰するらしい。
 数社は、その人道的な呼びかけ応じたらしいが・・・
 或る独逸の製薬会社断固として拒否したらしい。

 その製薬会社責める心算は毛頭ない
 でも・・・
 日本国なんて御目出度い国では『格差』なんて知れたものだが、
 世界は、我々の想像を絶する様な貧しい人々埋もれている

 世界中の富半ば強奪して発展してきた先進国
 ここまで豊かになったんだから・・・
 ソロソロ、少しは、世界へ恩返しをしても良い頃なのではないだろうか?

 ・・・『五木ひろし』の著作権なんて3年もあれば充分じゃないか!


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