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「杉の花粉」の独断と偏見に満ちた愛読書紹介コーナー

「杉の花粉」の独断と偏見に満ちた愛読書紹介コーナー

3 何がマトモな値段なの?

蹊・・・何がマトモな値段なの?

 昨日から。
 キャノン製のプリンターが。
 「いえろー」「まぜんた」少なくなってま~す!
 と・・色々煩(うるさ)いことを言う。
 以前。
 放って置いたら動かなくなったので。
 仕方なく、「お手入れ」をする

 キャノン純正「取替用カートリッジ(インクタンク)」は・・1色「1,050円」
 ・・・
 そこで。
 700円位の、安い「カートリッジ」使っていたのだが。
 最近
 それが、最高裁キャノンに負けた

 は。
 何時だって「順法精神」に則り、生活しているので。
 違法な「カートリッジ」は使えない
 だから。
 もっと安い「インク注入」変えた
 
 「ドリル」で穴を開け「インク」を注入し「プラグ」で蓋(ふた)をする
 高々10分の作業である。
 ・・手「真っ赤っ赤(まっかっか)」になってしまったが。
 
 値段は。
 チャチな「工具セット」付でも、
 「キャノン純正カートリッジ」の1/10
 それに。
 「カートリッジ」自体は取り替えないから
 地球にも・・やさしい
 えっ。
 これダメなの・・か?

 職場で。
 「サーバー(コンピュータ)」なんてのを「競争入札」で導入しても。
 その「メンテナンス」費用・・馬鹿のよーに高い
 
 「特定機種」のメンテナンスなんて・・他店頼みようがない
 如何も。
 何処の販売店
 「メンテナンス」で儲けてるよーだ
 
 「携帯電話」の販売制度「経済産業省」がイチャモンを付け
 今まで。
 ゴチャゴチャだった「携帯電話本体価格」「通話料金」
 或る程度、明確になった
 「本体価格0円っ!」なんて
 資本主義国家じゃ本来在り得ない事態解消されたのだけれど
 
 FOMAが出た時
 高い金払って買った私の携帯電話は。
 如何してくれる・・の?
 今のままじゃ。
 「本体価格0円」おんなじ「通話料金」を払わされることになんねーのか?
 
 如何にかしろよっ。NTT!
 今は・・ドコモなの・・か?
 
 海外売られてる「日本製電化商品」
 「現地」で買った方・・「日本」で買うより安い
 全く
 無茶苦茶な値段設定なのだ。この国はっ!

 「適正価格」が判らない
 それ・・一番面倒だっ!

 「うつ」になるズーっと前のことだが。
 「発展途上国」独り旅すると。
 「店主」たちが。
 「一番最初」に言うのは。
 決まって「お前は、幾らなら買う?」って言葉である

 日本人は。
 「チャチな品物」なら「千円」相当
 「高そうな品物」なら「一万円」相当値段を言ってしまう
 すると。
 店主「その50倍以上の値段」フッかける

 そーして。
 10分くらい経つと。
 「お前は友達だから、特別に半額にしてやる」
 って言われて。
 「半額で買えたっ!」
 なんて・・喜んでいる「シアワセな民族」である。
 25倍以上の値段なのに・・金(かね)あんだろーな

 だから。
 「チャチな品物」なら。
 「損失」「タカが知れてる」んで勝手にすりゃ良い・・が

 「高そうな品物」気に入って
 「お前は、幾らなら買う?」って聞かれたら
 絶対に
 「あんたは、幾らなら売るの?」って聞き返さなくちゃなんない
 それでも。
 繰り返し「お前は、幾らなら買う?」って聞かれたら

 「1米ドルっ!」
 って・・「微笑み」ながら答えることにしている。

 店主「天を仰ぎ」ながら
 「馬鹿なことを言うな」
 「この品物は『デューティ・フリー(免税店)』なら・・」
 「50万円(相当)はするんだ」
 「お前は友達だから・・
 「特別に10万円(相当)で売ってやろう」って。
 絶対に・・言う

 だから。
 「会ったばかりで、あんたとは、未だ友達じゃない」
 「友達に成ってくんなくて良いから、もっとマケろ」
 って・・「微笑み」ながら返事する
 50万円(相当)の品物なんて・・「市場の店」で扱ってる筈がない

 店主は。
 「じゃあ。9万(円相当)」
 「8万(円相当)じゃ如何だ?」って・・「小刻み」に値引きだす

 此方は。
 「・・金が無い」だけ「微笑み」ながら繰り返す

 20分もすると。
 店主は。
 「お前は日本人だろう。金が無い訳がないじゃないかっ。」
 「1万円(相当)。これがラスト・プライスっ!」

 この「ラスト・プライス」って言葉待ってから。
 「俺は日本人だけど・・金が無い。この格好見りゃ判るだろ?」
 「じゃあ。2米ドルっ」って・・「微笑み」ながら答える

 必ず店主は
 再び「天を仰ぎ」ながら
 「もういい。出てってくれっ」
 って・・溜息(ためいき)交じりの言葉寄こす
 そこで。
 ニッコリしながら店を出ようする

 すると。
 必ず「店主」は
 「ちょっと待て」
 「これだけ話をしたんだ。特別にマケてやろう」
 「幾らなら出す?」
 って・・引き止める

 微笑みながら
 「3米ドルっ!」って答える・・と
 多分。
 店主は・・ムッとする
 でも。
 「判った。5千円(相当)で良い。持って行けっ!」
 って・・迷惑そー答えてくれる

 そこで。
 「5米ドルっ!ラスト・プライスっ!」
 ・・・
 ここからが。
 ホント「交渉」なのだ

 既に二人とも
 椅子に腰掛けて「お茶」なんかを啜ってる
 でも。
 出された「飲み物」は、
 「同じポットのモノ」「相手が飲み干(ほ)す」まで絶対に飲まない事
 「独り旅の鉄則」である。
 ・・「睡眠薬入り」なんて「被害」も多いから。

 1時間を越えると。
 店主も、好い加減に・・飽きてくる
 此方の「言い値」が。
 「15米ドル(相当)」位になる・・と
 「もういい」ばかりに
 掌(てのひら)「しっ。しっ。」って
 ・・追い払われる

 ここで。
 店から出て「店主」が引き止めない場合
 その「15米ドル(相当)」が・・「適正価格だ」って初めて判る

 そーして。
 「別の店」「同じ商品」を探して
 「先の店」追い出された時の「値段(15米ドル相当)」交渉を始める
 「サッキの店じゃ『この値段だ』と言ってたけど・・」
 って言いながら

 すると。
 案外、「その値段」で売ってくれたりする
 っても・・現地価格2~3倍なのだが
 でも。
 日本人じゃ「ココら」が限界
 それ以下じゃ・・意地でも売ってくんない
 まあ。
 少々なら「騙されてみる」のも「旅の楽しみ」なのだ

 考えてみると。
 「値札が無い」発展途上国よりも。
 遥かに「日本国」の方・・性質(たち)が悪い

 確かに私は。
 午後6時半過ぎスーパーへ行って
 「半額」になった「惣菜」「弁当」なんて買ってる
 でも、それは。
 「少なくなった選択肢」「食材の劣化」「引き換え」なのだ。
 
 欲しい「品物」ネットで探して
 出来る限り「安いもの」買ってるが。
 それは。
 「需要」「供給」接点価格が決まるって「資本主義の原点」じゃないか
 ・・滅茶苦茶に「古い理論」だが
 
 「大量購入」による「販売価格引き下げ」なんて出来ないっ!
 と怒ってる「商店街の電気屋さん」
 でも。
 「うちで買って貰えりゃ修理はタダでっす!」なんて販売すりゃ
 高くても・・私なら買う
 
 は。
 「投入する金額」より「購入後の満足感」が高けりゃ嬉しいし。
 「同じ」だったら文句は言わない
 「値段」だけが全てじゃないっ!・・多分

 だから。
 「家電量販店」じゃ必ずマケさせるけど、
 「好みのブランド」は、「百貨店」で「定価」通り買う
 だから。
 「安食堂」なら「注文」を「聞き間違え」られても、黙って喰うけど、
 「シティホテル」なんて気取った場所じゃ、絶対に作り直させる

 そんな私が。
 この国で。
 「適正な価格」で満足した生活を送る
 なんて・・酷くめんどーだ

 そーして。
 最も難しいのは。
 ガキへの投資じゃねーか
 って・・気がしてる

 「学習塾」やら。
 「ゆうめーしりつこーこう」やら。
 「ピアノ」「バイオリン」なんて「習い事」
 最近じゃ。
 「すぽーつ選手」や「げーのー人」にさせたいっ!

 テメエらの「遺伝子」受け継いでんだ
 「無駄な投資」だって・・判らない・・か?

 「投入する金額」「その後の満足感」どころか
 てめえの老後の面倒すら・・見ちゃくんないぞっ!


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