世間さまはどこも、「一見様お断り」で出来ている?
ネットでお買い物して あまりに対応が遅いので ちょっと文句を言ったら、イジワルされた? 某楽天市場の、とあるお店さん。 一週間ってのは 月曜日が基点なら、次の月曜じゃない。 日曜日が終わるまでなんだよ。 それを 翌月曜の午後3時に、一部の商品が入荷できません。 あと一週間待っていただくか、在庫のある商品から順次出荷が可能です。 お返事いただかないと、全部そろってからの一括発送になっちゃいますよ、って、なに? Amazonさんなら。 至極当然として 自動的に在庫がある商品から送ってくる。 第一陣の到着は、その日とか、遅くても翌日には届く。 だから そもそも、お返事いただかないと、全部そろってからの一括発送ですよ、でなくて 自動的に「在庫のある商品から順次出荷します」でしょう? 発注後一週間も経過して、寝惚けたメールを送らないでください。と、お返事した。 ら。 翌火曜日に、送料はお店の負担で順次発送します、が来て。 翌水曜日に、今日発送しました。 「ゆうメール便は、お荷物追跡番号はございません。 こちらのメールをもちまして発送のご案内とさせていただきます。」だって。 いやいや 注文したのは、空気清浄機のフィルター2種類とペット用の食器3点だよ。 そういうの 「ゆうメール便」で送れるものなの? とりあえず 商品が到着すれば、それでいいワケですが。 発注してから11日目にして ようやく、注文した商品の一部が発送されたらしい。 けど それが、どういう状態にあるのか?全く判らない。 こういうお店が 楽天市場でNo.1!って、さ。 これが 楽天市場さんの「常識」なの? ほんと いまや楽天市場は、バカ主婦と情薄さんしか利用しない、ってネットの記事は真実だった? お店の名誉のタメに言っときます、と。 必要だったフィルター2種類は 合計1200円ほどAmazonさんより安かった。 お店の送料615円を払っても、まだ500円は安い。 楽天ポイントが1000円分くらいあったし。 でも フィルター2種類は発送に2、3日かかりますよ、だった。 それに 抱き合わせで5400円以上なら、送料無料!だって。 なので 入荷に一週間かかりますよ、ってペットの食器3点と合わせて注文して 送料をタダにした。 だから 発送まで、きっちりかっちり一週間は待たされていい。 月曜日に注文したから 翌月曜に発送してもらえば文句は言わない。 ただ、そうするなら 一部入荷できない商品があります。どうしましょうか? そんなメールは、金曜日に送ってこないと間に合わない。 月曜に入荷できるか、どうか? そんなこと 金曜日に、仕入れ先へ電話一本すれば確認できるでしょう? それを どうしましょう?って、月曜の午後3時にメールして来て、どうする? その了解のメールが、火曜日。 発送しましたのメールが、水曜日。 で 宅配業者さんで配送って選択肢もあるのに わざわざ追跡確認できない「ゆうメール便」? とりあえず 発送しました。いつ届くか?なんて知ったこっちゃありません、とくる。 これって イヤガラセ…失礼、ちょっとイジワルされた以外の何ものでもない? ちょっと被害妄想気味と言いますか、被害妄想そのものと言いますか。 まあ 最近流行(はやり)のお年寄りの暴走と同じようなもの、とでも思っといてください。 ただ、ね。 明確な悪意より こういう悪意が不明瞭な方が、よっぽど腹立たしかったりする。 こんなで わざわざ、お店に抗議するのも大人気ないでしょう?とか あらあら、そんな心算はありませんでしたのに、とか。 そう読んで、あえて、こうしているような。 楽天市場の、こういうお店って たぶん常連さんに支えられているのでしょう。 彼ら「だけ」が繰り返し買ってくれて 彼ら「だけ」に高い評価をしてもらえば、それでいい? そこに 年に一度も買わないあたしが、ちょっとイヤミなメールを返しちゃった。 そんなヤツが 事後に、良い評価を付けるワケが無く そんなヤツには 二度と買ってもらわなくたっていい。 結果 あたしに、できるだけ早く届けたい、でなく 分けて送るんだからと、お店の費用を最小化するよう「ゆうメール便」? もし、お店が そう判断したのなら それが間違っているとは思わない。 むしろ ごくごく常識的な、合理的判断だと思います。 上手(じょうず)に、お仲間倶楽部を拵(こしら)えて お仲間同士「だけ」に、いい顔をする。 お仲間と「だけ」、上手に付き合っていれば たとえ 「一見さま」を怒らせたって それで 「一見さま」から酷評を得たって。 それは お店じゃなく、そいつが悪い!って、お仲間は庇(かば)ってくれる。 むしろ「一見さま」からの酷評は。 それを見て、読んで わたし「だけ」は、お店から邪険にされていない、とか わたし「だけ」は、お店に優遇されている、とか。 かえって お仲間同士の結束感、親近感を高めちゃう? 知らず知らずのウチに あたしたちの社会って、そうなっていない? なんでもかんでも 「常連さん」と「一見さま」に色分けをして。 いつだって 「常連さん」ばかりの顔色を伺って 「一見さま」なんか、どうなろうと少しも気にしない。 いや、全く気にしなくたっていい。 これが 合理的判断ばかりを尊(たっと)び そうある「べき」と、繰り返してきた結末。 イジメの本質って そういう合理的判断を重視する社会の、当然の帰結のような気がします。 ただ、ね。 あたしがAmazonさんでなく このお店に注文したのは、ただただ安かった、って合理的判断なワケで。 さらに 送料がタダになるから、って 入荷まで一週間を要する、抱き合わせ商品まで注文したのも合理的判断なワケで。 結果として お店の合理的判断によって、注文した商品の到着まで、半月掛かるハメになった。 そんなで お店の合理的判断ばかりを非難するのは、筋が違うような。 こういう結末がイヤなら まずは てめぇがやった合理的判断から反省したら?って、ことなのでしょう。 何と言いますか。 イジメられっ子にも、イジメられる責任がある、って意味じゃありません。 イジメられっ子の周辺には イジメっ子より、よっぽど悪質な存在がある、ってこと。 それこそ すぐに「常連さん」と「一見さま」に色分けをして。 いつだって 「常連さん」ばかりの顔色を伺って 「一見さま」なんか、どうなろうと少しも気にしない。 そういう イジメられっ子の、かつて友達だった子どもたち。 イジメっ子の取り巻きたち。 つまりは イジメは、イジメとして傍観して。 「一見さま」たる、イジメられっ子に同情するよりは イジメっ子の存在をどこか肯定するクラスの空気、そういう「常連さん」ばかり意識する。 そうして ダレかのイジメを見る、知ることで、イジメられないお仲間同士の結束を高めようとする。 そういう クソみたいな、クラスの、その他大勢なんだよ。 だから、イジメの責任は 極言すれば、イジメられっ子にも、イジメっ子にもない。 みんな、みんな クラスの、或いは、イジメを知ることが出来た、その他大勢の責任だと思うのです。 そういう傍観者の責任が、ひどく曖昧だから ダレかが自殺すれば、泣けばいいと思っちゃう。 それで、何もかもが済むと思っちゃう。 イジメで、ダレかが自殺しちゃうと その他大勢の子どもに不安が広がるって 突然、転向しちゃったとか、学校側が事実を伏せちゃったりする。 それは、絶対的に間違っている。 真に糾弾される「べき」は イジメられっ子の周囲に居て、何もしなかった。 いや、何もしないことで、お仲間同士の絆を確かめ合った、その他大勢なんだよ。 彼らをこそ糾弾して、彼らにこそ実害を与えない限り 絶対的にイジメは無くならないと思ったりします。 まあ 一見、無関係としか思えない、その他大勢さんが糾弾されるハズもなく。 だからって イジメなんか見過ごしちゃえばいい、ってまで、楽天的になれないワケでして。 なら、どうすればいいか? とっても簡単なこと イジメられっ子に、相応の武器を持たせればいいだけの、お話。 ここまで ネット社会が浸透してきたのだから 物理的な暴力には、ネットの暴力で対抗すればいい。 イジメを感じたら、ネットに救いを求めるのでなく 相手を名指しして、ネットの見知らぬダレかに攻撃してもらえばいい。 イジメはダメだ!とか、どうすればイジメが起こらないか?とか そういう 「おためごかし」な、どうだっていい議論ばかりでなく そういうシステムこそ、真っ先に開発されていい。 とりあえず 今回のネット取引は すっごく後味が悪かった。 それで つべこべつべこべ書いちゃったワケですが。 お店には、お店の道理があって あたしには、あたしの道理がある。 利害が反する限り そんなもの、どちらが正しいか?なんて、それこそ道理がない。 そこに 案外、あたしたちは気付かなかったりする。 こと アタマに血が上っているときは 何でもかんでも相手が悪い、って思考の基本線から逃れられない。 アドレナリンの急激な異常分泌が収まって いつもの静かな思考回路に回帰し始める、と。 それでも、みんな 一所懸命に働いているんだよ、って思いがこみ上げてくる。 三波春夫先生以降 日本社会では、お客さまが神さまになった。 お店は、どこもかしこも ひたすらにお客さまへ奉仕する慰安婦…失礼、奴隷、いや、慈善団体さんか何かになった。 けど、さ。 たとえ あたしみたいな傍若無人、いや、唯我独尊の「お客」が居ようと居まいと お店の直向(ひたむ)きな努力は、ちっとも変わらない? そういう お店の、ダレかの一途な努力と あたしの、ダレかの瞬間湯沸かし器的な劣情と はたして、どちらが優先される、評価される「べき」なの? そもそもからして ケシ粒のような存在の、いわゆる「お客」が 直向きさを生業(なりわい)とする、いわゆる「お店」と対等だなんて勘違いして。 下手すりゃ お客の方がエラいんだ!とかって錯綜しまっくっちゃう。 それが 三波先生の罪。 あたしたち日本社会の恥部。 分際(ぶんざい)を知れ、己が分際を。 いつも書いていることなのに 今回は 他ならぬ、あたし自身に向かって言っときます。 ブログを訂正、加筆しました。 瞬間的な怒りに醜態をさらしてしまって ほんと、すみませんでした。