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カテゴリ:乗り物の内装
平日には団体列車に、土・日・休日には特急として使われるもののどういう立場なのかよく分からない電車。横浜市金沢区にある総合車両製作所にて6050系から改造した車両です。スカイツリーの完成を機に、会社として押し出せる「観光列車」を造りたかったのかもしれません(裏目に出てるけど…)。 青いモケット、赤いモケットの2種類の車両があります。 シングルシート 横向きになっているペアスイート ツインシート サロン 展望席 荷物スペース その他 化粧室・洗面台 個人的に見直すべきと思った点-その1 そもそも近郊型車両からの改造というのが見て分かるような内装ではいけなかったですねぇ。というのは、客室と客室の間にきちんとしたデッキを作るべきでした。例えば、同じ近郊型車両からの改造である719系フルーティアふくしまを見ると、すごいですよ。 座りながらにしてトイレの出入りが見えてしまうのは、入る人も座っている人もちょっと嫌ですよね。 その上、この車両はトイレの向かいに車内販売のカウンターがあります。つまり車内販売のお姉さんからも見えてしまうということです。順番待ちのタイミングをつかむことができるってことか…(笑) 個人的に見直すべきと思った点-その2 車内販売弱すぎ。せっかくシートポケットがあるのですから「こんなの売ってますよ」というメニューを置きなさい。スペーシアと温度差ありすぎだよ。グッズすら何を売っているのかいちいちカウンターに聞かなければいけないんです。私が行った際は「タオル一枚だけですね」。こんなんじゃ甘いです。 個人的に見直すべきと思った点-その3 観光列車に欠かせない、アテンダントさんという存在もおろそかです。写真パネルを持って「写真撮りませんか~?」の一回きり。あのね、記念乗車証は基本手渡しでしょう。もしくはあらかじめテーブルに置いておくか。「ご自由にどうぞ」というのはいいように見えるけど、やはり手渡しの方が嬉しくありませんか? アテンダントさんは座ってて、車内販売のお姉さんは立っているというのもなんだかなぁ。アテンダントさんってそこまで偉いのか?車内販売のお姉さんも座らせてあげたいと思いました。それにアテンダントさん動かなすぎで、固まってんのかと…。 乗ったときはやはりちょっと高揚感がありましたよ。だけど後から考えたら、スペーシアというロマンスカーに勝てる電車を造れる会社なのに勿体ないと思いますね。外側はかわいい電車なので。 外から撮影したことのある先輩から「やる気のない電車だ」と何回か聞きましたが、残念ながら乗った立場からも同じように言わざるを得ません。634型自身のためにも、改良を施してほしいものです。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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