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カテゴリ:ドラマ
加地大己(瑛太)は心臓外科ゼミを希望しながら、法医学ゼミ教授の佐川(時任三郎)に見込まれ、法医学ゼミに強制入室させられる
同ゼミ生は、親の後を継ぐことから逃げている友人・石松(生田斗真)、才女の誉れ高い久保秋(石原さとみ)、オタク桐畑(遠藤雄弥)、ヤンキー羽井(佐藤智仁) 早速佐川のもとに検体の依頼が入る 遺体は市原良平(モロ師岡)。額に30kgほどのものを受けて頚椎骨折 大己たちは現場に赴く 調査を進めるうち、大己たちはある"可能性"に行き着く 第一話の結論としてあれでいいのだろうか? 最終的にはDNAとか遺体の歯に付着していた血液やらで"正解"ではあったみたいだが、大己の推理はすべて"・・・だと思う"止まりだった 部外者でありながら被害者の遺族に説明に行くのであれば、最低限受けとめた小学生を見つけてからでないと 警察官でもない一医大生だから、ってのは言い訳にはなるまい だいたい小学生が10mの高さから助走なしで飛び降りてあのフェンスの外まで飛べるのか?? 受けとめた大人が命を落とすくらいの大けがをしたのに小学生は無事だったのだろうか?? 医学生=理系の学生にしては詰めが甘すぎる ミステリーとしては明らかに失敗。 大己と佐川の出会いのエピソードも15年前の子供の面影と姓名だけで、あの時の子供と判定するには無理がありそう。 だいたい、なぜ今法医学なんだろう??? 作中でも触れていたが、日本は死因究明が遅れていて、解剖されるのは「異常死」の約1割 もっともこの問題をテーマとしている海堂尊の「イノセント・ゲリラの祝祭」によると実際は2%にまで落ち込むらしい(だからエーアイの導入を、って話) 原因は国が死体にまで予算をまわさないから(医師の資質の問題ではなく) よく法医学もののドラマ(名取裕子がやっているようなやつ)では、遺体を解剖し、そこから真実が明らかになる・・・なんて展開が待っているわけだけど、そもそも解剖を生業とする「監察医務院」は全国に5ヶ所のみ それ以外の地域では解剖には遺族の承認が必要でほとんどされていないのが現実 だから、実際にはドラマのように犯罪が隠されていてもほとんどスルーしちゃってる可能性が高い 日本は殺人の検挙率だけはまだ高いみたいだけど、現実には明らかに殺人案件以外はスルーしている可能性があるので実態としてはどうなんだろう その辺の意義まで突っ込むつもりはあるのだろうか 今後に期待したい お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2009年01月24日 23時51分09秒
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