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カテゴリ:ドラマ
幽霊を扱った話
尊はストレスから入院 入院した病院では幽霊が出るという噂が 尊は夜中、買い物をした帰り、5Fの病室に戻るつもりがエレベーター操作を誤ってB1のフロアに出てしまう 幽霊のような読経のような声を聞いた尊は一目散に5Fに戻る その途中女性の声を聞いた気がした尊は部屋を改める そして開いた窓から下をのぞくと親切にしてくれた看護師(浅見れいな)が転落死していたのだった 不審な動きを見せる医師(吹越満) キイナは真一郎の力も借り、真実を明らかに・・・ 「ヴォイス」でカメラマン役でゲスト出演した吹越満がこんどはこっちで医師役 主要キャストじゃないとはいえ、あまり使い回しは役のイメージを混乱させてしまうのでよろしくないような気が 病院内で起きる怪奇現象については、さまざまな物理現象により無事解明 今回はかなり説得力があったように思う。 本筋の方は、ネットの掲示板を使い、捜査を混乱させようとした犯人が、逆に掲示板の書き込みに踊らさせ追い詰められていく姿がプロットとしては面白い (ただ、警察側が都合よく犯人の掲示板を見つけたこと、警察をミスリードするために仕組んだ掲示板にわざわざ足がつく自分のPCでアクセスしていること、書き込み内容が核心部分だけやけに詳細すぎること(被害者の実名など)、この辺はすこしやりすぎた気がする) 犯人の追い詰め方としてはやはり不満が残る 今回の切り札は、残されたカルテと看護師のメモの齟齬 ・・・正式な書類であるカルテと看護師のメモが相反する場合、通常、証拠能力としてはカルテが優先されるような気がする これが遺体を解剖し、真相が明らかになるのであれば別だろうが、実際は調べようもなく、水掛け論であれば(犯人側に)争ってみる価値はある また、メモが真実であったとして、医療事故を起こしたのは誰か?という答えは明らかにならない 看護師の聞き間違えかもしれないし、医師の指示違いかもしれない さらに、ひと月前の医療事故(らしきもの)と今回の看護師の転落との因果関係はこれだけでは証明できてない ひと月前に(医師の責任で)医療事故が起こり、良心の呵責に耐えられなくなった看護師が(医師が突き落した結果)転落死した。 ()の部分はとりあえず推測にすぎないし、現実では証明できないだろう 最後の自供の部分はなんか聞いてるだけで悲しくなる。上記のとおり、なんら有効打を受けたわけでもないのに最後だからと洗いざらいしゃべってしまうのであればミステリは死んでしまう。 中途半端に正統派を装っているだけにミステリをあえてコント仕立てにした「33分探偵」よりもたちが悪いかもしれない あと、やけに真一郎が警視庁内をうろついているようだが、彼は科捜研の職員だったよね??? 科捜研って警視庁の建物内にあるんだっけ? お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2009年02月19日 21時35分00秒
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