鴨川ホルモー&ホルモー六景 万城目学
京都・葵祭でエキストラのバイトをしていた京大生・安倍はバイト上がりに京大青・高村に絡まれて?いるところを怪しげなサークル「京大青竜会」に勧誘される新歓コンパのタダ飯目当てでサークルに向かった安倍は、そこで出会った早良京子に一目ぼれし、早良京子目当てにサークル活動・ホルモーにハマっていくまず、ホルモーとはなんぞやってところから始まり、第500回鴨川ホルモーが始まるその間にも安倍の早良への淡い恋は進行し、それがやがて鴨川ホルモーに大きな転機をもたらすホルモー自体が既成事実化された世界で淡々と進行する青春もの、といった感じホルモー六景は、外伝的な位置づけで、触れられなかった細々したところが明らかになっていて、鴨川ホルモーを読んだらついでに読んでおきたいモノ的には、映像化とは相性がいいだろうね映画というよりは、六景も合わせてドラマ化の方が面白いかもしれない話の中では安倍の鼻へ執着から早良さんは栗山千明だろうと思っていたら、楠木役なのね自分の中では栗山千明=鼻なのだが原作読んで、それでも映画も見てみたくなる作品