優しく強く
今晩は。独酌です。寒いこの時期、殆んど毎日が日本酒dayの独酌ですが今日はラムを飲んでます。ラムといってもこの手のライトタイプではなく、もう少しヘビーな奴を。ラムというと「サトウキビで造った粗雑な酒」のイメージがあるようですが、やはりピンからキリまで。熟成させた後にシングルモルト・ウイスキーの樽で寝かせたものや、様々なフレーバーを加えたもの、ラムとは思えないほど秀麗な味わいだが、「何?」と訊かれればラムとしか言えないもの、値段を含めて、「もうラムじゃないなぁ…」というのまで色々。コイツは3年前に見た時で2,600米ドル位だったかな。幾ら立派でも箱は飲めないのにね。独酌が今晩のお相手に選んだのはコチラ。昔からお世話になってます。落ち込んだり、めげそうになった時に独酌はラムを飲みます。ラムの語源が「酔っ払って馬鹿騒ぎをする」からというわけではないでしょうが、沈みがちな心を浮き立たせてくれる気がするからです。こんな時に出来の良いウイスキーとかを飲むとかえって内向してしまう気がします。まあ、甘口のバーボンなら大丈夫かな…要はあまりドライな酒は向かないという事です。切れのあるお酒より、ふんわりと抱きしめるように酔わせてくれるお酒が良いですね、こういう時は。かと言ってワインや日本酒では優し過ぎて、気分を変えることが直には出来ません。優しさと強烈なパンチ力を併せ持つのがベスト。モハメッド・アリは「蝶のように舞い、蜂のように刺す」という名言を残しましたが「蜂蜜のように甘く蜂の針のように痺れさせてくれる」…こんなお酒が飲みたくなる日もありますのさ。ラムを呷るオヤジに愛の手を!ポチッ!と応援お願いしま~すm(_ _)m