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日本初の女性教師 黒澤止幾さんの映画化進む。
幕末に生まれ、波乱に満ちた生涯を送り、日本初の女性教師として知られる城里町出身の黒澤止(と)幾(き)(止幾子、1806~90年)の生涯を映画化する計画が、都内の映画制作会社によって進められている。 関係者は全国公開を目指し、年内にも撮影を始めたい考え。 止幾子を顕彰する活動に取り組む地元城里町などの住民は「教育の本質を見つめ直す契機になれば幸い。生家の保存運動にも弾みがつく」と期待を寄せている。 映画化の準備を進めているのはエスキューブ(鈴木純一代表)。 女子プロレスを題材にした青春映画「スリーカウント」で昨年注目を集めた宮崎県出身の映画監督、窪田将治さん(35)がメガホンを取る。 窪田監督は「幕末が好きで、たまたま黒澤止幾子を知った。すごい人なのに、茨城でもあまりよく知られていない。教育の在り方が問われる中、人間形成に大切な教育とは何か。幕末の動乱期に生きた止幾子の生涯を通して描けたら」と、映画化を発案。 総制作費は5億円程度を想定。現在、脚本作りが大詰めを迎えた段階で、配役は決まっていない。 「茨城の皆さんと共に作り上げるまちおこし映画にしたい」と、8割程度は県内ロケを検討。 個人、法人サポーターを募集中で、県内からは既に教育関係者を中心に2500人を超える支援の声が届き、その輪が広がっているという。 黒澤止幾子の心を偲(しの)ぶ会の後藤則男さん(62)は「常におごらず、自然を慈しみ、宿命に背かず、信念を貫いて泰然自若のごとく生きた止幾子の心を、多くの人に知ってほしい」と期待。 築400年とも言われる止幾子の生家を保存する活動に15年かかわってきた大澤敏男さん(79)は「未来の子どもたちのために、生家の保存を呼び掛けてきた。映画化を機に、よりよい保存体制が築ければ」と話している。 ■黒澤止幾 現在の城里町錫高野生まれ。26歳で夫と死別後、行商をしながら学問に励み、49歳で実家の寺子屋を継いだ。 54歳のとき、安政の大獄で閉居を命じられた水戸藩主・徳川斉昭の無実を朝廷に直訴しようと、単身、京都へ。 明治維新の学制発布で寺子屋だった自宅が小学校に指定され、68歳で日本初の女性教師に任命された。退任後も私塾を開き教育に専念。85歳で波乱の生涯を閉じた。 名は「止幾」「止幾子」などさまざまな表記がある。 ---------茨城新聞より 私も黒澤止幾さんのことは知りませんでした。 寺子屋の時代の教育は、どんなものか興味があります。 地元茨城で撮影されるということで、応援したいと思います。 ↓ご訪問ありがとうございます。 今日の応援クリック↑ よろしくお願いします。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2010年01月03日 18時46分22秒
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