|
カテゴリ:読書
麦の海に沈む果実 恩田陸の本は、ページを開くともう、その世界へと引き込まれてしまう。 ものすっごく濃い世界があって、連れ込まれてしまうのだ。 だから、一度ページを開いたが最後、閉じることが出来ない。 好きなんだけど、いろんな意味で怖い作家さんの一人です。 溶けそうなほど儚くて 目をそらせ無い程怖くて 現実離れしているようでもあり、恐ろしく現実チックでもあり、 ロマンティックなのに 目を覆いたくなるほどシリアスだったり 全然上手く説明できません。 好きです。 でも、怖い。 思春期の記憶と感覚がそのままよみがえりつきつけられるからかもしれません。 やっぱり魅力的な美形キャラもたくさんいて、 読んでいて目の(感覚の)保養にもなるのですが、 そういう人はやっぱりそれぞれ負の魅力みたいなのも 同時に携えていて なんていうか。 やっぱり上手く説明できません。 ただ、久々に小説ワールドに遊びに行った 充足感を味わえました。 でも、まだ自分の本棚には置けないなー。(今まで5冊以上恩田さんの本を読んだとは思うのですが、全て借り物です☆) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2007年10月19日 11時06分30秒
コメント(0) | コメントを書く |