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テーマ:読書日記(1659)
カテゴリ:読書感想
大人のための嘘のたしなみ【電子書籍】[ 白川道 ] 彼の作品として有名なのは「天国への階段」では ないでしょうか?_ 大変素晴らしい作品でした。 ドラマ化されたそうですが、私はテレビを 見ないのでドラマは見ていません。 そんな白川道さんのこの作品は 大人の嘘をテーマに著者が今までの経験を 語っています。 嘘は泥棒の始まり 嘘も方便 嘘というのは、必要なのか?悪なのか? 皆さんはどう考えるでしょうか? 子供の頃、大人が平気でうそをつくことに 私は大人になっても嘘をつかない人間でありたいと 思ったものです。 しかし、いざ大人になると嘘をつくことも たまには必要なのだと感じる場面もあります。 相手を傷つけないための嘘というのもあります。 たとえば、父はガンで亡くなりました。 今から20年以上前です。 その当時は今のように本人にガンを告知するという 考えはあまりなかった。 特に末期のがんの場合は。 家族で父にがんであることを隠すことを 決めました。 父のために嘘をつくことが当時は必要だと 家族で話し合って決めました。 そして、自分ががんであることを知らずに 亡くなった父。 それが父にとってよかったのか悪かったのか 今となってはわかりません。 ただ、家族にとってはよい判断だったと思うしかありません。 著者も60年近く生きてきた中で 人生のいろいろな嘘を経験しています。 許される嘘、許されないウソ いろいろな嘘がありますね。 最終的に著者は 人が本当に謝罪できるのは神という 相手しかいないと書いています。 なかなかおもしろい本なので読んでみてはいかがでしょうか? 著者の「天国への階段」を読んだ時には どんな素敵な男性かしらと白川道さんに興味を持ちましたが この本を読むと別の意味でまた彼の魅力を感じます。 かわいいクリスマスツリー。 素敵なカーディガン。 手づくりしてみたい。 イッタラのボウル 北欧デザインはシンプルで大好き りんごは大好き。 品種が選べるりんごジュース 読書日記 ブログランキングへ 日記・雑談(40歳代) ブログランキングへ にほんブログ村 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2017.01.21 17:18:30
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