毎年、桜の季節に住之江を彩る"アサヒビールカップ"。
残念ながら、今節は地元大阪支部の優勝戦進出ならず。
となれば、注目は"兵庫ワンツー"なるかどうか。1号艇勝野選手は初日から好発進、準優まで安定したレースをしている。優勝戦は磐石か。対抗の白石選手も、初日ドリームを制して、ここまで確実なレース展開。さらに住之江での勝率も示すように、住之江は得意水面。初日ドリームの差しぬけ再現となるか。たとえF2でも、思い切ったレースをするのが"シラケン"の魅力。
そこに割って入って来そうなのは、スピードを持つ3号艇毒島選手と4号艇沖島選手。特に毒島選手は、前回の住之江でも優出した実績もあり、また今年、関東ダービーで優出を果たすなど成長著しい若手。彼のフレッシュなレースに期待したい。
沖島選手もシリーズ後半、上向いて来ている。
このセンター勢2人の動きも大いに気になるところである。
さぁ、いよいよ優勝戦は、準地元、兵庫ワンツーが見られるのか、それを気になるセンター勢が阻むのか。いずれにしても、春の嵐、激しいスピード戦が見られそうだ。
4月13日 =住之江競艇中継 ピットリポーター 藤森弘香=