砂浜の果て
いよいよ最後です無人島の早島(はんしま)が正面に見えてきました。昔はこの早島と新島が砂地(砂嘴(さし)地形)でつながっていたようです。 この海峡の左右から、波は押し寄せてはぶつかっていくところが見えます。 防衛庁の方の展望台から見える景色ですね~。 この早島に向かう突端(新島の最南端)を西側に回りこむと、いよいよ式根島がみえてきます。新島・式根島を行き交う船が見えたり、島のつながりが実感できます。式根島からも見える白ママの景色は、この場所なんですね。 砂浜が広くなったからか、突端だからか、漂着物がとたんに多くなってきます。瓶ごとシーグラスになってるやつもザラにあります。写真撮影はやめましたが、見る人にとってはお宝も満彩です。 途中、砂浜に刺さっている木が気になりました。 海の墓場というほど陰気ではないのですが、生き物の気配がしない、天国のような凄烈な雰囲気に包まれている場所でした。 言葉では伝えきれないので、ぜひ一度、行ってみてください。海から見るのもキレイですが、実際に歩くと砂の存在感・質感に、全身の感覚が刺激されます。 でもこの感覚って、どこか新島全体を貫く雰囲気ですよね。それが高純度で残ってる場所です。